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私は勉強があまり好きではありませんでした。
真面目そうに机の前に座っているのは得意でしたが、
ただ座っているだけで何も頭に入っていませんでした。
そんな私が社会に出て一番に感じたのが、勉強の必要性でした。
なぜなら、仕事をし始めると、自分が何も知らないという事がわかったからです。
何かを判断するにも、判断をするための材料や情報がいります。
その情報がないと判断材料がなく選択できないからです。
学生の時は学校教育が全てのように思ってました。
しかし、社会に出るとその考えは間違っていると気付きました。
むしろ逆で、学校教育は大学受験のための勉強のような気にもなって来ました。
なぜなら、大学に入ると勉強を止めてしまうという現象が起こるからです。
学校の勉強で手に入る力と、社会で生きていく力は全く別のものです。
学校では社会で生きていく力は付けてくれません。
極端に言えば、知識は得ても、知恵は得られないのです。
故に、学校を出てからが本当の学びになると思います。
これは「評論家から仕事を学ぶ」のか
「実業家から仕事を学ぶ」のかの違いのようなものだと思います。
実際に現場で働いた人の智恵は活きています。
なぜなら、失敗も成功も含めて、経験というものほど強いものはないからです。
よく耳にする「誰から学ぶのか」という大切さが、それだと思います。
テレビのコメンテーターから政治や経済のことを学ぶのと、
現役の実業家から学ぶのとの違いです。
本当の勉強というものは社会で出てからの勉強だと思います。
学校を卒業したからそれで終わりではなく、
学校で知識を学んだから、社会では知恵を学ぶ、という死ぬまでの勉強だと思います。
日々、新しいことが起こり、時代は動いています。
今回のように、コロナウイルスによって、働き方も価値観も変わってきます。
時代の動きと共に、インプットもし続ける必要があるのです。
いつまでも過去のイメージを引きずっていたら、現実が理解できなくなります。
今は死語になりつつある「俺たちの時代は・・・」という言葉。
これからは恥ずかしくて言えない時代になっています。
コロナウイルスは色々な学びを与えてくれました。
その中の1つが、コロナ以前の生活や価値観は、
すべての人々を幸せにしていたのかどうか。
それも投げかけてくれたのだと思います。
人間の地球に対する向き合い方も投げかけています。
色々な場面で、原点を考えるチャンスだと思います。
よって、社会に出てからが本当の勉強だと思います。
じゃ、また明日!