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堀場製作所は1月29日、在宅勤務制度を拡充した「Good Place勤務制度」(テレワーク制度)を国内グループ全社に導入しました。
同社は2006年より在宅勤務制度を導入し、育児や介護との両立が困難な社員への継続就業を支援してきました。
2014年にはダイバーシティを推進(多様な人材を積極的に活用)する「ステンドグラスプロジェクト」を発足し、労働時間の削減や有給取得率の向上など、全従業員が働きやすい職場づくりを目指してきました。
2016年には、2005年より導入した短時間勤務制度をよりフレキシブルに利用できるよう「Good Balance勤務制度」として再導入しました。
その活動の中で社員から、働き方の柔軟性に対する要望が多く挙がった事から、従来の在宅勤務制度を拡充し「Good Place勤務制度」として新たに導入することになりました。
本制度の導入により、育児や介護の事由に関わらず、また就業場所も居宅にとらわれることなく、生産性と効率化を高めるための手段としてのテレワーク制度を実現しました。(HORIBA HPより)
今回の制度導入にあたっては、社是「おもしろおかしく」のもと、社員一人ひとりの主体性を尊重し、ボトムアップ型で取り組んだようです。
私がHORIBAグループをおもしろい会社だと思ったのは、社是の「おもしろおかしく」に魅かれたからです。
堀場厚CEOによると「この社是には、人生のもっとも活動的な時期を費やす仕事にプライドとチャレンジマインドを持ち、エキサイティングに取り組むことで、人生の満足度を高めて欲しいという願いが込められています。」と書かれています。
これは「仕事ありきの会社」ではなく「人ありきの会社」だから、毎年のように変化、推進し業績を上げることが出来るのだと思います。
上記にもある「ステンドグラスプロジェクト」の推進室を2017年に発足させ、経営と現場の従業員、人事部門がその推進室において、其々の思いが一方通行にならないよう、3者をつなぎ「同じおもいで推進していくための役割」を担っているところです。
「生産性向上、企業競争力」を目的とし、その柱に「働きがい(期待役割・自己実現)」と「働きやすさ(継続就業・個々人の尊重)」を置いています。
「社会人」ではなく「個人」の生き方としても、共通するものだと思います。
「個人の生き方」と「社会人の生き方」を同時に生きる人生を送れる会社は、私の知る限りではあまりありません。
そう言う意味において、HORIBAグループはおもしろい会社だと思いました。
2013年創立60周年を迎え、世界中の社員が歌える歌を制作しました。「One Company Song」と名付けられたその歌を、世界中のホリバリアン(HORIBA社員)が歌うことで、国籍や文化の違いを超え、心をひとつにしたいという思いが込められています。
素敵な歌でした。
https://www.youtube.com/watch?v=j_lO8v3womI
じゃ、また!