タグ:
「愛」にも色々あります。
その中でも自分の持っているものを全て与えようとする愛。
見返りを求めず、ただひたすら相手のためになろうとする愛。
「give & take」ではなく「give & give」の愛。
与え続ける人には頭が下がります。
「これだけしてあげたのだから・・・」という気持ちが出てくるのが普通だと思います。
しかし、そういう気持ちを一切持たない人もいます。
その人の語る「愛」とは、個人の恋愛のような「愛」ではなく「人類愛」のようなものです。
相手の役に立つことであれば、惜しみなく伝えてくれます。
その人が良くなるのであれば、あらゆる角度から手助けをしてくれます。
時には厳しく、時には冷たく。
しかし、その奥にはいつも最終的には自分が引き受けるという覚悟を持って接しています。
今まで与えて貰っていた人は、それを失うのが怖いのです。
しかし、今まで与えて貰ったことのない人は、元々何もないので、失う怖さがありません。
よって、自分の全てを捧げて与える事ができるのです。
与えた「愛」はめぐりめぐって、自分の所に戻ってくるのです。
「無償の愛」とは、母親のお腹の中にいた時と同じような感覚だと思います。
守られているという安心感や、その都度の声掛け、成長するための後押し、生きるための勇気。
すべてがすべて、お腹の中で受け取っていたものと同じような気がしてきました。
生まれてから様々な事情で「愛」を受け取っていなくても、すでにお腹の中で受け取っていたのです。
10か月間というものは、お腹の中で「無償の愛」を受け続けていたのです。
だからこそ、この世に生まれてくることができたのだと思います。
その記憶があるからこそ、目の前の相手に「無償の愛」を与え続けることができるのです。
お腹の中で赤ちゃんの時に蒔かれた「愛の種」はしっかりと受け取り、
己の中で育てた「無償の愛」として、人々に与え続けることができるのです。
「駆け引きの愛」「計算ずくの愛」は、いとも簡単に裏切られます。
しかし「無償の愛」だけは、決して裏切られないのです。
じゃ、また明日!


コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です

投稿者

jibunoikiru@gmail.com

関連投稿

タグ:

2280枚目■ 行動と言葉を一致させる

「言行一致」とよく言います。口で言っている事...

すべて読む
タグ:

2274枚目■ 「無理」「ならどうする」

何かをやろうとする時、或いはやりたいと思う時...

すべて読む
タグ:

2235枚目■ 何を捨て何を残すか

私は昔から「マイナスの美」の美しさが好きでし...

すべて読む
タグ:

2233枚目■ 自分が自分をどう思うか 

私たちは人目を気にして生きている場合がありま...

すべて読む
タグ:

2232枚目■ 目的の為なら共にやれる

今回のNHK「新プロジェクトX」は、世界遺産...

すべて読む
タグ:

2231枚目■ 共に目標を達成する能力 

人が他人と協力し共同の目標を達成する能力は、...

すべて読む