タグ:
知行合一(ちこうごういつ、ちぎょうごういつ)とは「どんな知識も行動が伴っていなければ、不完全である」という考え方です。
これは王陽明が、知識ばかりを先行させ、なんらかの行動を起こさない多くの思想家たちを危惧していた、という背景から来ています。
知識というものは、何らかの実践(行動)をするために学ぶものです。
よって、知識ばかりため込んでも何の役にも立ちません。
実践して初めて、意味のある知識となります。
私などもそうですが、学んでいるだけで満足してしまい、実践することを忘れてしまいます。
「知行合一」とは、
知識や学んだことは、行動を通して始めてその知識が完成するというものです。
学ぶだけの知識は未完成であるということです。
本来「知」と「行」は切り離すことのできないものです。
よって「知っているいるだけで行動に移さないのは、知っていることにはならない」となるのです。
心の在り方がその人の行動を左右すると言われます。
日頃の思いや価値観が行動を規定します。
日々の心がけが、その人の行動となって現れるのです。
自分を良くしようと思えば、知識(心)と行動を一致させ、まっすぐに生きていくしかないかなと思います。
「知ること」と「行うこと」は、同じ知識(心)の判断から発している作用なので、本来なら一致しているはずです。
そう思えば、今までのノートを取るだけ、ビデオを見るだけでは、本当の学びにはなっていなかったのが理解できます。
どんなに小さくても構わないから、今できる一歩を着実に積み重ねていく。
一歩一歩階段を上がることで、一歩一歩前進していることになるのです。
それが自分に自信を与え、自信を得た自分がまた一歩前進するのです。
自信を伴った行動は、楽しいものになります。
楽しいから次の行動のために、また新たに学びたくなります。
この繰り返しが、段々と「知」と「行」を一致させて行くのだと思います。
1つの知識を完成させるためにも、行動と結びつける必要があると思いました。
「知行合一」
長年の私の目標でもあります。
じゃ、また明日!


コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です

投稿者

jibunoikiru@gmail.com

関連投稿

タグ:

2280枚目■ 行動と言葉を一致させる

「言行一致」とよく言います。口で言っている事...

すべて読む
タグ:

2274枚目■ 「無理」「ならどうする」

何かをやろうとする時、或いはやりたいと思う時...

すべて読む
タグ:

2235枚目■ 何を捨て何を残すか

私は昔から「マイナスの美」の美しさが好きでし...

すべて読む
タグ:

2233枚目■ 自分が自分をどう思うか 

私たちは人目を気にして生きている場合がありま...

すべて読む
タグ:

2232枚目■ 目的の為なら共にやれる

今回のNHK「新プロジェクトX」は、世界遺産...

すべて読む
タグ:

2231枚目■ 共に目標を達成する能力 

人が他人と協力し共同の目標を達成する能力は、...

すべて読む