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コロナウイルスのお陰で、答えのない時代に入って行っているようです。
すでに当たり前になりつつある、これまでの常識や価値観、ルールが通用しなくなってきています。
お金での交換がキャッシュレスへ。
フロントでの人間の受付がロボットやカードリーダーに。
予約の受付が電話からパソコンへ。
色々な場面で人間不在となっています。
私も今困っているのが、電話の音声案内です。
もう、何週間も前からパソコンの調子が悪く、メーカーのサービス案内に電話をしていますが、
「コロナウイルスの影響により、受付人員を減らしています。
順番にお繋ぎ致しますのでしばらくお待ちください。」
このしばらくが20分、30分。
最初は5分位で切っていたのですが、どうしても回復しないと不都合なので、10分、20分と我慢の子です。
ここしばらくは30分待っていますが、時間の無駄を考えて30分で電話を切っています。
毎月、サービス代金を払ってしてもです。
いつも電話口に向かって「人間を出せ!」と、叫んでいます。
以前なら、10分も待てば「お待たせしました」と人間が出てきて、問題が解決していました。
しかし、機械相手にいくら叫んでみても向こうは冷静です。
「しばらくお待ちください」しか言ってくれません。
こうなると、何としてでも自分で答えを探さなければなりません。
以前なら、上司が「昔からこうだった」と答えを押し付けていました。
だから自分が考えることなどなく、言われた通りにしていると、それで事は治まっていたのです。
どんなことでも、答えのない中、自分で答えを導きださなければならなくなりました。
答えを探して歩んできた者にとっては、苦しい時代になって来ました。
しかし、自分の答えを出したくて仕方のない者にとっては、楽しい時代になるかも知れません。
答えのない中で、自分の感覚を信じ、信頼できる人達と繋がって行く。
そして、その人たちと不安を乗り越えていく。
何が何でも自分の答えを見つけだしていく。
不確実性の中で生きていく。
答えのない世界で生きていく。
これからは、幻の確実性を追い求めるのではなく、
不確実性を楽しめる感覚を大事に育てる必要があると思います。
不確実性だからこそ、自分を試すことが出来ます。
不確実性だからこそ、人生を楽しむことが出来ます。
ピンチはチャンス。
そんな中にあるチャンスを掴んでいきたいと思います。
じゃ、また明日!