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「明けない夜はない」というのはシェークスピアの言葉ですが、これも「闇の先には光がある」と同じ意味だと思います。
人は先が少しでも見えていると安心します。
しかし、
一寸先は真っ暗だと、不安と恐怖に包まれます。
そんな時、その不安や恐怖を少しでも緩和するには、
「真っ暗闇は何も見えない!」と、事実を受け入れるしかありません。
目の前の暗闇が全てなのです。
「降りやまない雨はない」というのも、雨が止んでから気付くことであるし、
「トンネルを抜けると、そこは雪国だった」というのも、トンネルを抜けてみて、初めて見える光景なのです。
よって、暗闇に居る時は、暗闇を受け容れるしかないのです。
もがいても光は入って来ません。
逆に今は暗闇なのだと覚悟を決めれば、光は向こうからやってきます。
「もう限界だ」と思っていても、明日は必ずやってきます。
「もうだめだ!」と思っても、それでも人生は続いていきます。
限界を知ることによって、目の前の光景に気付けるようになっていくのです。
なぜなら、闇の中だからこそ、ほんのわずかな光でも浮かび上がるのです。
それを「諦め」というものが気付けないようにしてしまっているのです。
目の前の現象は全て自分自身が創ったものです。
自分の内側の問題が外に現れているのに過ぎないのです。
よって、自分の内側と向き合うことによって、光を気付けるのかも知れません。
その気付いた光が、次なる扉に続くのです。
「闇の先には光がある」と、信じることが出来るかどうか。
これも自分自身の選択になると思います。
闇の中のほんのわずかな光に気付く感性を失っていたら、
その感性を取り戻していきたいものだと思います。
じゃ、また明日!