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天王洲アイル(東京)を”アートの街”に変貌させた伝説の経営者、中野善壽(なかのよしひさ)氏の著書
「ぜんぶ、すてれば」に、「捨てる」のは、今日を生きる自分のため。と、書かれているようです。
「捨てる」のは、自分を取り巻くモノや、不必要な人間関係だけではなく、
今の自分の一部である思い出や、過去の仕事の前例も、すべて手放します。
最近の気象情報や新型コロナウイルスでも、激動する現代において、前例は役に立たないのが証明されています。
そんな時は、ここにいる自分をもう一度見つめてみる必要があると思います。
私たちは生まれた時は誰でも自分の中に「意識の種」を持っています。
しかし、その種は自分が学校で勉強する以前に、親や周りの大人に芽を摘まれてしまいます。
そしてその代わりに、親や周りの大人の芽を植え付けてくれます。
大きくなって、何か事あるごとに「他人にどうみられているか」という「恐れ」が
自分を覆いつくしてしまいます。
そして、その判断は、自分が持って生まれた「意識の種」ではなく、親や周りから植え付けられた意識での判断です。
自分には自分の「意識の種」がある!と、気付いた人は、自分の種を育てようとします。
誰がなんと言おうと、自分の「意識の種」を育てようとします。
そうなると、今まで外に向いていた「意識」が自分自身へと、向き始めます。
今日を生きる自分の為には、何を捨てるべきなのか?
今日を生きる自分の為には、何を残すべきなのか?
自分の「意識の種」を育て始めたら、以前の人達は消え去り、新しい人達と出会います。
そして、新しい出会いの人達の中で、自分の「意識の種」で行動するようになります。
自分が本当に求めていたのは何なのか?
自分は何事も、もっとできるのではないか?
自分の可能性は、もっと先にあるのではないか?
など、自分自身と向き合い、自分の恐れていたものと正面から対自する勇気が出てきます。
「人生は何が起こるかわからない」と、怖がるのではなく、
なにが起こったとしても「その時、自分はどう対処するか」が、自己を問われる時ではないでしょうか?
人間、誰でも「意識の種」を持って生まれてきます。
その「意識の種」を自分で育てようとするのか、
他人に育てられたままにしておくのか。
選択は自分自身です。
じゃ、また明日!


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