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たまたま最近「自分は理論武装していた」という方の話や文章に出会いました。
私は理論とは全く真逆な方なので、論理的には説明できないし、そもそも思考が論理的にはできていないのです。
よって、いつも私は感情人間だと言われていました。
論理的に考えたり、話したりする人は頭が良いと思っていました。
確かに論理的思考ができる人は、頭が良いから論理的に考えられるのだと思います。
それは尊敬に値する所です。
しかし、理論武装する人は非常に心が繊細で感じすぎの部分があるように私は思っていました。
すると、ご本人もそのように言われているので驚きました。
成長段階に於いての環境や、親との関係も非常に深くかかわっていると思います。
そのあたりも共通していて、多感な時期だからこそ色々感じてしまい、自分の感情を内に閉じ込めてしまって心を閉ざしたのだと思います。
そして、他者とのかかわりに於いて、傷つきたくないから理論武装という方向に行ったようです。
しかし、それはそれでその時の自分が生きる術だったのだと思います。
私がよく失敗したのは、自分が感情人間だから自分から心を開けば分かり合えるものと思っていたことです。
しかし、心を開きたくない人にとってはこちらが心を開いていっても、迷惑でしかありません。
よって、幾度となく土足で相手の心に入ろうとしたことがあったと思ます。
私が今、誰でも自分と同じように心をすぐに開くものではないと理解したように、
その方たちも、すぐに過敏に反応してしまって、緊張している自分を理論武装でかわそうとしていた。
と、認識されていました。
そして、ご自身で学ばれたのがお二人とも「信頼関係」の大切さを言われています。
私も「信頼関係」を大切に思ってきましたが、私が思っている「信頼関係」とその方たちが思われている「信頼関係」が同じかどうかわかりません。
しかし「信頼関係」というキーワードが出てきたのが嬉しかったです。
どちらの方も大きなお仕事をされて成功し、すでに世間で認められておられるのに、
時々、シャイで緊張されている面を見せられます。
私もこれから自分が思っていた「信頼関係」の、本質というものを探していきたいと思います。
じゃ、また明日!