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私は「物事を解決するには、先ず原因を取り除かなければ解決しない」と思っていました。

「原因がわかれば対処法も見えてくるだろう」と。
しかし、それは責任転嫁の甘えだったのかも知れません。
何故なら「うまく出来ない原因は自分のせいではなく、何か別の原因のせいである」と、思っていたからです。
それ故、いくら原因を探しても、なかなか解決は出来ませんでした。
では、解決法は何かと言うと「解決について考える」という事でした。
「なぜ、こうなのか」ではなく、
「どうすれば、解決できるのか」に焦点を当てる。
「自分はなぜ出来ないのだろう?」に焦点を当てると、
「しんどいから」「やりたくないから」と、自分勝手な言葉をくどくどと並べるだけです。
それでは解決への答えは出てきません。
相手に対しても「なぜ、やらないのだろう」と原因を追究して原因がわかったとしても、原因を取り除くのは本人です。
自分が原因を取り除く事は出来ません。
それよりも「どうすれば、やってくれるのか」を考えた方が、解決への導きとなります。
「どうすれば、出来るようになるのか」と、原因ではなく解決への考え方をすれば、可能性を広げる事になります。
私のような頑固者は、上手くいっていなくても自分の考えを変えようとはしません。
無自覚に自分のやってきたことを繰り返すだけです。
しかし、新しいやり方や、時代に合わせたやり方を取り入れていかないと、自分自身が取り残されてしまいます。
『どうすれば』の方が「意外と解決への道は見えて来るかも知れないな」と、思った次第です。
じゃ、また!


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jibunoikiru@gmail.com

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