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よくある話ですが、頭で理解できることと、それを実行できることとは別問題です。
その典型がダイエット。
甘いものの量を減らして、運動すれば痩せられる。
これは頭では十分理解できます。
しかし、現実には・・・・。
明日からお菓子の量を減らします。明日から毎日走ります。
のはずが、
家にあるお菓子が無くなったら買う量を減らします。
雨が降りそうだから今日は走るの止めておきます。
頭で理解できているのは、成果に対する期待で「成果期待」
その行動をやり遂げるという、効果を及ぼす能力に自信があるかどうかの「効力感期待」
小さなことでもやり続けて「できた!」「やれた!」という成功体験を積み重ねることが「自己効力感」を高めることになるのです。
それは自分の体験・体感をもって理解できたという事です。
自分の殻を破るのも、実際に行動に移して「体感として落とし込む」という事の積み重ねだと思います。
自己効力感はエフェカシーとも言われます。
要は、自分はやればできる人間だと自分を認めて、できる自分に自信を持つ。
自信を持つ自分と向き合うことが大切だと思います。
時には「根拠のない自信」とかも言われますが、根拠のない自信であったとしても、自分が思っていた結果が出せれば、立派な自信です。
「自分はできる!」と自分を信じれば、できる理由を探します。
反対に「自分には無理」「自分はできない」と思えば、できない理由が頭の中を占領してしまいます。
「褒めて育てろ」というのも、有頂天にさせるのではなく、本人に自信を持たせるために褒めるのだと思います。
その自信の積み重ねが、本人にとって確信に変わって行くのだと思います。
自分が「できる」「できない」は自分自身のことです。
自分の人生は、自分が主人公です。
できる人を眺めていても、自分ができるようにはなりません。
自分が主人公であるならば、自分が望む人生に自分が仕向けるしかありません。
自転車の乗り方を幾度人から聞いても、自分が実際に自転車に乗って転んでみないと乗れるようにはなりません。
泳ぎ方のコツを教えて貰っても、自分が実際に水の中に入って練習しなければ泳げるようにはなりません。
スポーツでも音楽でも何でも、自分が実際にやってみないと、それができるようにはなりません。
よって、自分はその行動をやり遂げる自信があるのだと、
やればできる自分を信じて、小さな成功体験を積み上げていく必要があると思います。
誰が何と言おうと、自分の人生の主人公は自分なのですから。
じゃ、また明日!


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jibunoikiru@gmail.com

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