タグ:
私は自分の「殻」をなかなか破ることができません。
自分以外のモノにバリアを張っているようで。
一体、この壁は誰が何の為に作っているのか。
それは不思議なことに、自分が自分で作り出した殻なのです。
怖がりの私が、安全を求めている私が、
殻に閉じこもっていると、一番安全だと錯覚をし、自分自身で作り出した殻にじっと籠っているのです。
何をするにもこの殻が身を守ってくれ、今まで通りの事しかやらせてくれません。
殻の中に閉じこもっているから、世の中が変わって行っているのに、気付きもしません。
殻の中に閉じこもっているから、みんながとっくに出発したのも気付いていません。
その殻は、自分の人生を滞らせていることを教えてはくれません。
その殻は、自分が作った殻だと認識できない限り、突き破ることはできないのです。
目の前の乗り越えるべき問題は何なのか。
目の前の突き破るべき殻は何なのか。
それに気づき、認識出来れば、一歩前進できるかも知れません。
本当は最初から殻なんて無かったのかも知れません。
いつの間にか、自分が勝手に殻を想像して、自分で作ってしまったのかも知れません。
だったら、殻を破ればいい!
だったら、殻は破れるはず。
ふと「鎖につながれたゾウ」の話を思い出しました。
サーカスのゾウは生まれた時から鎖につながれていたので、
大人になってからも逃げられないと信じ込んでいました。
ちっちゃな小ゾウの時は、鎖が重くて逃げられなかったかもしれません。
大人になればカラダも大きくなり力も付いてきたので、クサビごと引き抜くことだってできます。
しかし、小さい頃に逃げられないと諦めてしまったゾウは大人になってからも逃げようとはしませんでした。
もしかしたら殻を破らない私は、このゾウと同じ?
諦めで埋め尽くされていたり、試す不安に満たされていたりしているのかも知れません。
結局は、自分が勝手に思い込んで作ってしまった殻なのです。
その殻を突き破ってしまえば、目の前に新しい世界が待っている可能性があるのに。
そう思えば、自分で作り出した殻の中で生きているのは、勿体ない人生を送っているようなものです。
私も自分を後押しして、殻を破っていきたいと思います。
じゃ、また明日!