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大阪の吉村府知事が、新型コロナ対策本部会議後に記者会見を行いました。
最近は東京の小池都知事も大型画面に資料を映して、説明をしています。
かつての記者会見は、大臣や知事が口頭で説明をするだけでしたが、コロナに関しては資料も同時に提示しています。
「伝える」とは、相手にわかってもらうことです。
特に記者会見などは、その記者たちが理解したことをまた市民に伝えるので、記者自身が深く理解しておかなければなりません。
先ずは、記者に腹落ちしてもらうことが必要です。
「伝える」とは、誰に対しても真意を伝えることだと思います。
そういう意味においては、吉村大阪府知事は記者を通じて市民に伝えようとしているのが感じられます。
「え~、あ~」と抽象的な事ばかり言っている人とは、市民、国民へのかかわり方が違っています。
5月14日で大阪モデルの7日基準を達成しました。
これは政府が5月5日に緊急事態宣言を5月31日まで延長したことに対して、5月7日に吉村大阪府知事が発表したものです。
この時から自粛生活が見える化されたように思います。
お天気の良かったゴールデンウィークに市民はコロナが感染しないように、ひたすら自粛生活をおくりました。
そして、それ以降も大阪モデルを意識して、自粛生活を続けました。
そして今日、連続7日の解除基準を満たし、通天閣に緑の信号を付けることができました。
それは市民、府民が毎日ニュースなどで、解除基準の達成を確認し、7日連続を達成しようと同じ目標を持てたからだと思います。
そのリードの上手さは、シンプルな原理原則を府民に腹落ちさせることができたからだと思います。
今迄のリーダーのように難しい言葉や抽象的な説明ではなく、一般市民のレベルに応じて一般市民に伝わり、理解できるようにわかりやすく説明したからだと思います。
そして、これからの第2ステージの在り方も、詳しく具体的に説明をし、市民がどうすれば良いかを示唆しています。
これは、一般市民が他人事ではなく自分ごととして捉え、自分もコロナ収束にかかわっているのだという気持ちにさせてくれます。
数年前から「想定外」とか「百年に一度」と言われるようなことが、頻繁に起こっています。
今迄のように市民が他人ごととして受け止めていれば、命を失う可能性も高くなります。
よって、市民も自分の頭で考えて行動する習慣を身に付ける事が必要だと思います。
吉村府知事は、府民を自分の頭で考えることができるように、導いているのかも知れません。
その成果は数年後に府民の大きな力になる可能性があると思います。
私は大阪の隣の県民ですが、いつの間にか大阪府民になったつもりになってしまいました。
じゃ、また明日!


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