タグ:
閾値とは、一般に反応その他の現象を起こさせるために加えなければならない、最小のエネルギーの値。
(スーパー大辞林)
コロナによる緊急事態宣言が5月6日までとされていましたが、現状では難しいようで、5月末までという意見もありました。
仕事がなくなり、厳しい生活をしいられている方にとっては、延びれば延びるほど生きた心地がしないと思います。
反対にお店など営業している所でも客数が減り、従業員のお給料は下がっています。
どちらにしろ、苦しい状況は続いています。
「国民全員に10万円給付」はようやく書類が送られてくる段階のようですが、緊急事態宣言が延びれば、これも焼け石に水となります。
本日、新聞にある政党のチラシが入っていました。その裏に助成金・給付金を一覧表にしたものがありました。
個人申請のものと、事業主申請のものと、数種類ずつあり、16種類の内すでに10種類が受付中でした。
しかし、給付金にしろ助成金にしろ、実際に手元にお金が入ってくるのはもっと先になると思いますが、
自分が該当するのがいくつあるかを見て、少しは目途がつくかと思います。
当初、緊急事態宣言を発令した時は、保証や助成金・給付金のことには触れていませんでした。
しかし、法律家の方たちは、保証とセットでなければならないと、言われていました。
にもかかわらず、国はお金がない、県はお金がない、東京都だけはお金がある。
などと言われていましたが、ようやく、保証についても、考えるようになってきたと思います。
これも1つの生活費という閾値に達したのではないかと思います。
1人10万円の給付も、本当に困っていない人、お給料がもらえている人、儲かっている人もいると思います。
よって「コロナ基金」なるものも出てくると思います。
テレビでは「自分たちはまだ働いているので10万円は辞退します」と言われていましたが、
私は貰って困っている人の方に回して、確実に渡る方が良いと思っています。
生活費については、まだまだ補助すべきところは沢山あると思いますが、価値観については、良い方に向くのではないかと思います。
なぜなら、私が購読しているメールマガジンや you tube, ビデオなど、皆さんアフターコロナには価値観が変わると書かれています。
私も早いうちからそう思っていました。しかも、良い方向に行くような気がします。
緊急事態宣言によって、国民全体が非日常を体験する事になります。
サラリーマンはテレワークに、学生はネット学習に、飲食店は宅配に、イベントは中止に、医療現場は崩壊寸前にと、今までにない経験です。
それによって、今までやっていたことが本当に最善のことであったかどうか。
もしかしたら、違うやり方もあるのではないかと、皆さん考えたことと思います。
よって、今までやっていたことが当たり前ではなくなってきたのです。
この経験は改善の第一歩だと思います。
新たなものを構築するチャンスだと思います。
世界のあちこちで、大気汚染が改善された報告もありました。
インド北部では数十年ぶりに200km離れたヒマラヤ山脈も見晴らせるようになりました。
アフターコロナでは、せっかくきれいに戻った空を、また大気汚染にしてしまうのか。
せっかくテレワークにも慣れた頃、また満員電車に乗って、通勤を始めるのか。
国民一人1人が、以前に戻さないで前に進もう!と思ったら、そこには国民の価値観に対する閾値が生まれるかもしれません。
そう考えれば、アフターコロナの世の中はどんな状態になるのか楽しみです。
先ずは、取りこぼしのない給付金・援助からだと思いますが。
じゃ、また明日!