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新型コロナウイルスは、じわじわと国民生活を苦しめています。
非正規雇用、フリーランス、小型商店、サービス業、あらゆる所に影響が出始めています。
そんな時、新型コロナウイルス感染症に関する緊急対応策(本文)を出したのが令和2年2月13日。
すでに1カ月半がたっています。
急を要する事のはずなのに、まだ具体的な決定はされていません。
小学生の子供がいる人を対象に補助をするだとか、今では一律10万円補助だとか。
これもまだ決定ではありません。
そうこうしているうちに、家賃、光熱水費、など最低限の生活は待ってはくれません。
滞納すれば、家を追い出されたり、光熱水は止められてしまいます。
近年、電気もガスも止まった中で親子が餓死しているニュースも珍しくありません。
今の時代に? まさか? と思いましたが、これが現実です。
緊急とは、非常に重大な事態となり、その対応・処置に急を要すること。(スーパー大辞林)
現実に食べるものも買えなくなってきている人もいるというのに、なぜ日本はもたもたしているのでしょうか?
しかも1回限りの措置のことで。
イギリスでは、個人事業主を対象に所得の8割に当たる額を1カ月に付き約32万円まで、課税対象の給付金として支給するそうです。(NEWS JAPAN)
日本は新聞やテレビで報道されても、役所の窓口は「まだ、決まっていません」の状態です。
家計簿的発想で私の緊急対策と言えば、使わないものを売って現金に変えるのがまず第一です。
とにかく売って、今日のご飯を手に入れます。
今は「コロナ戦争」と言って全世界で戦っています。
令和2年度予算でも「空自」で戦闘機を9機買う予定のようです。合計、1074億円
「海自」でも3機632億円。
「装備庁」でも「次期戦闘機」の開発着手として、111億円。
これらは「コロナ戦争」における日本をどれだけ守ってくれるのでしょうか。
昨年、買った100機もどれだけ毎日の生活に困っている人を助けてくれるのでしょうか。
国会議員の方は、日常生活は全く変わっていないと思います。
首にはならないし、給料も毎月百万円単位で入ってくるので、明日の生活に不安を覚えて生活している状況は、わかるはずもないと思います。
しかし、わからなければ、なぜ、末端の議員から現実の声を吸い上げようとしないのでしょうか。
或いは、こんな時だからこそ、市会議員・県会議員レベルの方たちが現状を報告しないのでしょうか?
自分たちの仕事をどう捉えているのかわかりません。
誰のための、なんのための仕事なのか。
そしてその仕事の対価は一般市民の税金から出ているということを、知らないのでしょうか。
それらの人々を選んだのは国民であるのは間違いありません。
自分たちが選んだ結果が、今、自分たちに降りかかってきているということです。
コロナが収まれば、世の中の価値観はガラリと変わると思います。
そういう意味では、コロナはこれからの人類の行く末を試してくれているように思います。
仕事とは何なのか。
生きるとはどういうことか。
人類の本質とは何なのか。
歴史を振り返った時、ここで大きく変化があると思います。
どのような変化になるのか、それを決めるのも、1人1人の責任だと思います。
じゃ、また明日!


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jibunoikiru@gmail.com

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