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人は嫌なことや、やり過ごしたいことには、ついつい逃避グセが出てしまいます。
それは現実を直視しないで、何とかこの場を通り過ごせば良いと思ってしまいます。
自分に何が起こっているのかを、考えないからです。
自分の問題を真剣に考えないで、避けようとするからです。
課題を正面から受け止め、根本解決に向けて考えないから、不安が募るのです。
或いは、考えてもそれを行動に移さないから、恐怖が増すのです。
そして、同じ過ちを繰り返してしまいます。
じっくり考えたら解決できる可能性があるのに、安易な方に逃げてしまい、最悪のループに自らを招いてしまいます。
よく言われていることは「結果は、行動前にほぼ決まっている」ということです。
行動の前というのは「計画」のことです。
これをすればこうなるだろうな。
だから、準備としてこの段取りをしておかなければ、まずいことになるだろう、と。
よって「結果」を変えたいのであれば、その前の段階の「計画」を変える必要があるのです。
予測可能な「結果」であればあるほど、その前の段階の「計画」をしっかり立てれば、問題は起こらなかったはずです。
出来る人からすれば「なんでこんな簡単なことが、わからないのだろう」と思われるに違いありません。
しかし、当事者としては、そんな簡単なことが見えていないのです。
その時は、感情でしか見ていないからです。
そして挙句の果ては、僅かな隙の逃げ道に入り込み、現実逃避をしてしまうのです。
この逃避グセを治すには「自分の弱さをよく知ること」が必要になって来ます。
弱い自分を認め、逃避する自分を認め、自分の本当の感情を認めた時、それが自分の強みに変化するかもしれません。
それは自分に対する勘違いを知るということにも繋がります。
自分はできる人間だと思っていたけれども、本当にできる人間なのか。
自分は何もできない人間だと思っていたけれども、本当に何もできない人間なのか。
今まで、問題解決には論理が優先で感情はいらない。と言われてきました。
しかし、論理は後付けで、感情によって論理がクリエイトされている。という考え方も知りました。
人生が自分をコントロールするのか、
自分が人生をコントロールするのか。
先ずは、逃避グセをストップするのが優先順位のようです。
じゃ、また明日!