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「相手の意図を理解する」というのは難しいことです。
私も相手の意図を読めない方なので、いつも「的外れ」なことになってしまいます。
なぜそうなるのか、自分ではわからなかったのですが、ある方のblogでわかりました。
仕事の打ち合わせなどの場合、本来はその仕事の目的・ゴールの共有が大切なはずです。
しかし、相手の意図を読めない私のような人は、情報を漏らさずに聞いて、言われた通りに実行する事に目がいってしまいます。
なぜなら、そこには不安や恐怖の心理が働くからです。
「ちゃんと言われた通りにやらなければ・・・」「あとで、それは違う!と怒られたらどうしよう・・・」という不安や恐怖です。
  この不安や恐怖の感情が働くと、どうしても自己防衛モードに入ってしまいます。
その結果「目的」や「ゴール」を理解することに目がいかず、的外れなことをしたり、意図を理解できなくなるのです。
「欠乏」の感情があると、その欠乏の感情でほとんどが占められ、他のことに注意やエネルギーを向けられなくなる、という研究発表があるようです。
それは、自分の心の壺に「強い負の感情」が入ってしまうと、それだけで壺が一杯になってしまい、あとから他の物を入れようにも入らないのと同じだとか。
私は仕事でいう所の「目的」や「ゴール」に意識を集中させなければならないのに、目先の「納期」や「スケジュール」に意識が行ってしまい、いわゆる作業に終わってしまっていたのです。
多分相手は、作業は当然の事ながら「目的」や「ゴール」を理解したうえでの作業をやってほしかったのだと思います。
そこに気付いていなかったので単なる作業に終わってしまい、相手の意図したことに全く応えることが出来ていませんでした。
作業であるならば、誰だってできることです。私でなくてもいいのです。
相手の意図を理解して「目的」や「ゴール」の意図を共有できたなら、そこで生まれる結果には違いが出てくると思います。
自分の中に出てくる「不安や恐怖」「負の感情」。
まずはその感情を取り払わなければ「目的」や「ゴール」に意識を集中させることはできないと思います。
仕事に於いて「納期」や「スケジュール」などは絶対的なものではなく、相手と相談しながらでも融通が利く部分であると思います。
絶対的なものはむしろ「目的」や「ゴール」であって、それを十分理解しておかないと、良い結果は生まれないのは当然です。
良い結果を生み出すためにも「目的」や「ゴール」を正しく理解できるまで、恐れずに確認する必要があると思いました。
今までの自分を振り返ると、この部分が全く理解できていなかったなと反省した次第です。
じゃ、また明日!


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jibunoikiru@gmail.com

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