タグ:
年始早々、税務署から「ID・パスワード方式のご案内」という封書が届きました。
この「ID・パスワード方式の届出」をすると、パソコンやスマートフォンから確定申告書を作成及び送信することが出来るとか。
受付期間が5日間しかなかったので、早速行って手続きを終えました。
税務署に設置しているパソコンですぐに手続きが終わり「ID・パスワード方式の届出完了通知」(重要書類)なるものも頂きました。
本日「重要 確定申告のお知らせ」という三つ折りのハガキが届きました。
ゆっくりはがして読んでみると、
「令和元年分確定申告書の作成に必要な情報」として、私の情報が記載されていました。
《電子申告に関する事項》
○利用者識別番号:取得していません
ID・パスワード方式:届出なし
???
受付初日に行って、わざわざ係りの方が「この用紙は1回しか発行しませんので、大事に保管して下さい」
と言われて頂いて来た「ID・パスワード方式の届出完了通知」(重要書類)は、何だったのだろう?
あれは夢か幻かと思いつつ、税務署に電話しました。
担当者の方は、パソコンで確認して「手続き終わっていますね」と、
『じゃぁ、本日届いたハガキの「ID・パスワード方式:届出なし」は、どういう事ですか?』と聞くと、
「どんなハガキですか?」で、またハガキの内容を詳しく説明しました。
電話の向こうでパソコンを触りなが「えー、あのー」を言ってたかと思うと、
「ハガキは本日届いたかもしれませんが、ハガキの内容は昨年の11月頃のデータを反映させたものです」???
受付初日には私以外の方も手続きに来られていました。
きっと受付期間中に手続きをした人全員に私と同じ「届出なし」ハガキが届いているのでしょう。
担当窓口の方は「何時、どのデータで、どういう人を対象に、どのような内容のハガキを、どこの部署から発送したのか」をご存知なかったのでしょう。
マイナンバーカードを提示し、マイナンバーを打ち込まされたのに、データーが繋がっていないのですよね。
これはお役所方式の仕事のやり方かもわかりませんが、仕事は単なる作業ではないはず。
根本的に仕事のシステムを変えなければ、お役所方式が続くだけだと思います。
AIなら、こういう矛盾した作業はシステム的に不可能だと思います。
届出完了の確認をして電話を切った瞬間、チコちゃんの顔が浮かんできました。
じゃ、また明日!