人は誰でも、しあわせな人生を送りたいと思っています。いつまでも健康で長生きして、よりしあわせな人生を望んでいます。
私がジムに通っていた頃、80歳代、90歳代の方で元気に生き生きとされていた方が沢山おられました。その方たちは、ジムのトレーニングは今ではされていませんが若いころにはずっとプログラムに入っておられたし、入らなくなってからは意識して散歩をされていました。食事もカラダに良いものを食べ、暴飲暴食はしていません。よって、いつまでも健康を維持されていたのです。
そして、もう1つ見習うべきは、人間関係の良さです。誰とでもにこやかに話し、人の悪口は言わない。よって、その方たちに集まってくる人も良い人ばかりです。深く入り込まないで適度の話をし、悩みのある人には聞いてあげる、そのようにしてストレスの溜まらない人間関係を保っているのです。
自分以外の人と最も良い関係や最も温かみのある関係を築いた人が、健康を維持して長生きをし、その上しあわせな人生を過ごしたというデーターがあるようです。結局は他の人との関係の「質」に大きな要因があったようです。
私たちはストレスによって健康を害されます。そのストレスを除くことによって、私たちのカラダは安定した状態になり、平常に戻るようです。その源が人間関係、つまり「質」の良い関係ということになります。
恋人でも友達でも、親兄弟姉妹でも職場の同僚でも、普段どんなに仲が良くても、時には意見の対立がある時があります。そんな時、双方が納得のいく満足できる解決を見出せるかどうかが、カギになります。
それは意見の対立があるかどうかではなく、対立があっても双方が満足できるような解決策を見出せるかどうか、ということです。
良い人間関係というのは、相手に対する愛情と尊敬であることは昔から変わっていないようです。
それは友達の人数が多いということではなく、1人か2人でも「自分は支えられている」と、思える人間関係が必要だということです。
つまりは「自分の人生の中には誰がいるか」ということです。沢山の人間関係の中で「自分は支えられている」と思える人は誰かということになります。
いつも元気をもらえる人は、やはり支えられているような気がします。そして支えられているから、こちらも支えたいと思います。人間関係は「人と人との双方向」です。どちらか一方が「ギブ」ばかりでは長続きはしません。より良い関係を続けるためには、その関係を保つためにお互いが努力する必要があると思います。
人は年月が経てば変わります。そらぞれがそれぞれなりに変わっていくと思います。そんな時、いつまでも最初の印象で相手を見ていると、年月が経てばズレが起こってくる場合もあります。
よって、お互いがお互いの変化を受け入れ、いつも今現在の相手を見て、より良い人間関係を築けるかどうかだと思います。
それが出来れば、ストレスを感じない人間関係が続くと思います。
相手を変えるのではなく、自分を変える。それによって自分のストレスも溜まることなくより良い人間関係が築けると思います。
いつまでも健康で、お互いを思いやる「質」の良い人間関係が保てるなら、しあわせな人生を送ることが出来るのではないかと思います。
じゃ、また明日!