世の中にはドリームキラーという人達がいます。直訳すると「夢を殺す人」と言われますが、否定的な言葉で相手の夢や目標を壊そうとする人達のことです。壊さなくても前に進むことを止める人達です。
このドリームキラーには悪意のドリームキラーと善意のドリームキラーがいると思います。悪意のドリームキラーは妬みや嫉妬の感情から「それは失敗する」などと、夢を壊すようなネガティブな事を言ってきます。あるいは、自分が出来ない事をされるのが嫌で「あなたは変わった」と、否定的な言葉を言ってきたりします。こういう人達は、相手を潰すのが目的なので、即、離れたら良いと思います。
これに対し、善意のドリームキラーは、その人の為を思って助言してくれる人です。失敗した時のリスクやダメージを相手の為を思って助言してくれます。それは自分の価値観や常識から逸脱しているので、やろうとしていることが理解できず、違和感や不快感を感じるために自分には無い常識や価値観を受け入れることが出来ないのです。よって相手を否定することによって自分を守ろうとしているのです。
こういう善意のドリームキラーは実績を見せることができたなら、その時には理解でき、むしろ応援してくれる可能性もあると思います。よって、自分の価値観や常識によってしか人は理解する事が出来ないので、如何に幅広い価値観や常識を身に付けると云うことが大切かと思います。自分の無知ゆえの判断誤りも生じてきます。冤罪やいじめに関しても、思考の浅さが理不尽な状況を作ってしまいます。思考が浅いから自分の間違いに気が付かないのです。
もう1つの善意のドリームキラーは、今まで同じ領域にいたはずなのにその人が領域から出て行こうとする時、今まで同じ領域にいた人が自分達から離れて行くのが嫌なので、自分達の領域に引き戻そうとするのです。なぜなら、今まで仲間だと思っていた人が離れて行くと疎外感を感じてしまうからです。自分が取り残されたような感情になるからです。よって、何やかやと言って今までの領域にいることを勧めるのです。
しかし、これらの善意のドリームキラーはある意味、自分の意志をむしろ強めてくれます。なぜなら、狭い範囲の価値観からの発想だとしても、相手の為を思って言ってくれるので、実績を出した時には認めざるを得ないので、何としてでも実績を見せて、こういう価値観もあると言う事を証明したいからです。よって尚更、実現させたいと思うようになります。
人は他人の為に生きるのではなく、自分の為に生きるのだと思います。よって、他人の忠告や注意は聞く耳を持つ必要があると思います。しかしだからと言って、自分の夢や希望を諦めるのではなく、その忠告や注意も可能性として受け入れつつも、自分の道を進むしかないのです。
後悔しない為にも「自分の人生は自分で決める!」だから、失敗しても自分で責任を取る覚悟ができるのだと思います。たった一度の人生、悔いを残さないためにも自分で判断選択する必要があると思います。
じゃ、また明日!