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久しぶりに【相田みつを】さんの詩に出会いました。
『いいですか
どんな大事なものでもね
荷物はみんな捨ててくださいよ
自分のからだも捨てるんですからね』
《三途(さんず)の川の番人のことばをかく》
みつを
ごもっともだと思います。
どんなにお金を持っていようが、どんなに肩書きがあろうが、
三途の川を渡る時は、みんな捨てて行きますからね。
お金も肩書きも必要のない世界、むしろ通用しない世界のようですから。
息子の【相田1人】さんが解説を書いておられます。
三途の川とは、この世で命を失ったら向かう世界に至る川のことです。
そこに番人がいて、霊魂だけで身体もないあなたに向こう岸に向かう
注意を述べます。財産も地位もこの世で重要とされたものは、すべて
通用しません。
そう思うと、この世でも気楽になりませんか。 <相田1人>
会社の上に立つ人で、お金と役職が無いと生きていけない人がいます。
権力を振りかざし、地位を利用し、お金と共に生きています。
そんな人でも、三途の川を渡る時は、魂だけしか渡れないのです。
むしろ責任ある立場の人は、自分を捨てる覚悟で取り組まないと、
良い仕事が出来ないし、皆が付いて行かないのではないでしょうか。
「役職や地位に就く時ほど、私心の無さが問われる」と言われますが、
私心の無さは、1日や2日で培われるものではありません。
若い時から「自分を如何に捨てる事ができるか」
役職や金銭のみならず、自分を成長させる為にも大切な事だと思います。
じゃ、また!