「未来図」と聞けば、ドリカムの「未来予想図Ⅱ」を思い出しますが、ここでの未来図はビジョンの意味です。
私達は意識するしないに拘わらず、何らかの目的で選択し、
それに向かって行動しています。
よくあるのが「大きくなったら、何になりたい?」と、
幼稚園の時から聞かれています。
小学校の時から少し具体的になり、作文に書かされたりします。
よって、元イチロー選手や大谷選手、フィギュアスケートの羽生結弦選手は、
小学校の時から野球選手になりたいとか、オリンピック選手になりたい。
とか、書いています。
これは小学校の段階から、自分の未来予想図が出来ているという事です。
ほとんどの人は、そこまで強い夢や意思を持っていないと思います。
しかし、自分の未来図を描けているから、小学校の段階から、
その為にはどうすればよいか、を確認しながら能力を身に付けて行っている
のだと思います。
それが無ければ、一応大学には行きたいけれど、入れそうな大学は何処か?
入れそうな企業は何処か?を基準とした選択になっていくと思います。
自分の人生を深く、真剣に考えていなくとも、
我々は日々自分の人生の未来を問われていると思います。
何がしたいのか? どうなりたいのか? どう在りたいのか?
それを自分の中で明確に出来ているか出来ていないかによって、
自分の人生も大きく変わってくると思います。
自分はこういう生き方をしたい!
自分はこういう事をやってみたい!
自分はこんな人生で終わりたい!
など、自分の未来図を持っているから、それに向けて進むことが出来るのです。
思い通りにならないことがほとんどかも知れません。
思っていた事と違う事が起こるかも知れません。
しかし、それに向かって進むことが、生きている証だと思います。
国も同じだと思います。
今の政治を見ていたら、日本はどこに向かって進もうとしているのか
全く分かりません。
むしろ、どうして?と思う方向ばかりに行っているように見えます。
日本が停滞している。
日本が転げ落ちていると言われるのは、
日本の未来図を政府が描けていないからなのかも知れません。
昔のトップは、良きにしろ悪しきにしろ、
国をこうするのだという日本の未来図を描いていたと思います。
描けていないからこそ、混沌とした年月を過ごしているのだと思います。
そして、その責任の一端はわれわれにもあると思います。
選挙に毎回行って、投票をしているのか。
どの場面でも、意思表示をきっちりとしているのか。
相手や上司の言いなりになっていないか。
自分の生き方・人生の未来図はどんなに小さくても描けているか。
たった一度の自分の人生、悔いの無いように生きたいものです。
じゃ、また明日!
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