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2020年の教育改革は、今までの「知識重視の学習」から「どう考えるかと言う思考力重視の学習」へと変わるようです。
知識重視から思考力重視への変更は非常に歓迎です。
なぜなら、知識重視の弊害が今回の東須磨小学校のイジメ加害者の4名と校長・前校長の、思考や行動に表われていると思われるからです。
この加害者たちは、義務教育を受け、高校・大学まで出て教員採用試験を合格しているのです。
おまけに校長という肩書のリーダーに上り詰めた人達です。
極端に言えば「知識重視の教育+その人の人格」が今回の「イジメという思考+行動」に繋がったのだと思います。
もしもそこに「思考力」と言うものがあったなら、自分の立場、自分の行動を考える事が出来たと思います。
自分のどういう仕事に対して、対価としてお給料が支払われているのか。
自分はどういう教育を子供達にしたかったのか。
自分はなぜ?教師になりたかったのか。
加害者は、こういう事を考える思考力に欠けていたのだと思います。
思考力の無い人間が、どのようにして子供達に思考力を付けることが出来るのでしょうか。
10月24日号発売の週刊文春の見出しが本当であるならば、教育界の下落を再認識する必要を感じます。
東須磨小学校は比較的近い場所にあるので、東須磨小学校についての会話が耳に入って来ます。
お母さん達は「子供がかわいそう」と嘆いておられるし、
元同業者?は「前校長はアイツだよな!」と話しています。
東須磨に住んでいるというだけで、質問攻めにあっている人もいます。
保護者は毎日子供を送って学校まで一緒に来ているので、周りは交通規制もあるようです。
そして年配の方は「昔は東須磨小学校は偏差値も高くて、よい学校だったのに」と嘆いておられます。
これは東須磨小学校の事だけではなく、
「校長になるにはお金が動いている」とか
「教育委員会は10年も前から知っている」とかも耳にします。
保護者の方々が知りたいのは、本当の事です。
事実を知らないと、自分の子どもに聞かれても、きっちり話をすることも出来ません。
1つ出来るとすれば、公開されているイジメビデオを見て、子供がどう感じているか、自分があのようにされたらどうするか、など、
子どもとじっくり話をするきっかけになる可能性はあるかも知れません。
それが「自分で考え行動する」きっかけになる事を祈ります。
じゃ、また!