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私は知らなかったのですが、月刊誌『致知』の代表取締役社長兼編集長の藤尾秀昭氏の本「人生の大則」が紹介されていました。
そこには「この世に存在する絶対不変の真理」と言うものが書かれている様です。
第一は「人は必ず死ぬ」ということ
第二は「自分の人生は自分しか生きられない」ということ
第三は「人生は一度限りである」ということ。
この3つの真理だけでも「生きる」「命」と言うものを考えさせてくれます。
「人は必ず死ぬ」
というのは動かしようのない事実で、生死が裏表になったセットであるから、自分の人生の持ち時間と言うものが意識されるのだと思います。
不老長寿の薬を探してみた所で未だに発見出来ないのは、やはり生き物は「死」と言うものを受け入れるようになっているからだと思います。
「自分の人生は自分しか生きられない」
というのも、どんなに幸せな人生でも、どんなに不幸な人生でも誰も代わって生きる事が出来ないからです。
という事は、自分しか生きられないから、自分の思うように生きられるという事でもあります。
自分の人生は自分で舵をとり、自分が進みたい方向に進める。
そうであるにも拘らず、他人のせいや、何かのせいにして自分で責任を持って生きる事をしない。
そういう私も今になってやっと、自分の人生は自分しか生きられない。と、思えるようになってきた所です。
「人生は一度限りである」
という事は、上記「人は必ず死ぬ」という事と「自分の人生は自分しか生きられない」という、この2つを全うする為にも、人生は後戻りも出来ないし、やり直しもリハーサルも出来ない、たった一度きりのものである。
という事を肝に銘じて生きる必要があるからです。
親子であっても、夫婦・恋人であっても、其々に人生があり、其々の人生は本人しか生きられないという事です。
それを昨今は勘違いして、相手を私物化し、コントロール出来ない自分の感情のはけ口にして、相手の人生を奪ってしまう事件が起こっています。
自分でしか生きられない一度きりの人生を、もっともっと大切にしなければ、今の自分と同じ人間は二度と生まれては来ません。
よって、自分が生きる重みに責任を持たなければと思います。
じゃ、また!