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原因論の考え方であった私が、最近は目的論の方が問題解決になるかなと思い始めました。
なぜなら、原因論は過去の原因から現在の問題を考えようとするので、問題の分析には適しているかも知れませんが、問題解決となると、未来が見えにくいのではないかと思いました。
それに反して、目的論は現在の問題から未来の目標に向かって行動をするので、そこには本人の意志が問われます。
という事は、本人の主体性が必要になり、被害者意識ではなく当事者意識が求められます。
本来、目的と言うのは自分の目的であって、第三者の目的ではないので、当然当事者意識は強くなります。
そうなった場合、未来の目的から現在を捉えるので、それを解決する為の具体的な目標が見えてきて、
行動に移しやすくなります。
私が原因論で考えていた時は、その問題が起こったのには必ず原因があるはずで、その原因を取り除かなければ問題は解決しない。と思っていました。
しかし、原因がわかった所でそれは現在に至るまでの原因であって、現在から未来の事ではありません。
確かにその原因を取り除くことによって、解決する部分はあると思います。
取り除いた段階で問題は解決するのかと言えば、それは不透明です。
それよりも、今までの事を振り返るのではなく、今後自分がどうしたいのかという現在から未来にかけての事にエネルギーを使う方が、自分を生きて行けるのではないかと思いました。
自分の人生を生きるのは、誰が何と言おうと自分しかいないのです。
過去志向ではなく未来志向で自分の人生を捉え、過去に望ましくない状態があったとしても、その部分は過去に戻ってやり直す事は出来ないので、未来に向かうしかないと思います。
そして、未来に向かうのは自分です。
自分が主体性を持ち、自分の人生はこのように生きたいのだと、出来る出来ないの結果は別として、その目的に向かって問題を解決しながら前進するのが、より良い自分の人生を生きる方法ではないかと思います。
じゃ、また!