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原因論と目的論には違いがあります。
原因論は、これが原因である「から」こういう行動の結果になった。
目的論は、これが現実である「~の為に」こういう行動をとる。
(原因) (結果)
原因論で言えば、部屋が散らかっている 「から」 掃除をする。
(現実課題) (何のために) (行動=結果)
目的論で言えば、部屋が散らかっている。「お客様をお迎えするために」掃除をする。
部屋が散らかっている。「綺麗な部屋を保ちたいから」掃除をする。
部屋が散らかっている。「勉強に集中したいために」 掃除をする。
部屋が散らかっている。「気分転換したいために」 掃除をする。
部屋が散らかっている。「今日は疲れているので」 掃除をしない。
同じ「部屋が散らかっている」という現状でも、場合によっては「掃除をする」「掃除をしない」という、
違った行動を取る場合があります。
それは「掃除をする/しない」という行動の結果を導く為の『何のために』という目的があるからです。
行動には『なぜ? 何のために』という目的・根拠が1つ1つにあります。
よって、その人がどのような目的を持つかによって、お客様をお迎えする為に掃除をする場合もあるし、疲れているので掃除をしない場合も出てきます。
そして、どの様な目的を持つかは、人によって変わってきます。
「疲れているので、お客様が来られるけれど掃除をしない」人もいれば、
「疲れているけれど、お客様が来られるので掃除をする」人もいます。
よって「人間の行動には目的がある」という事です。
自分の目的を知ることが出来れば、自分がなぜそのような行動を取っているのかが、わかります。
己を知る為にも、自分の行動・目的を知って行くことは必要な事だと思います。
じゃ、また!