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台風15号から2週間。いまだ停電の所が2800戸あります。
生活が電化された中、電気の無い生活は計り知れないものがあると思います。
そんな中、台風17号が北上しているようですが、ブルーシートの屋根の家は、
次の台風ではブルーシートが吹き飛ばされてしまうと報道されていました。
どこの県や市でも台風に備えての準備はしていると思います。
しかし近年、想定外の事が続いており、ここ数年の全国各地の台風の被害を見ていると、想定外レベルが当たり前になってきているようです。
そこで県や国、電力会社がここ数年の災害を教訓として、どれだけ災害準備をしているかという事が明らかにされます。
然るに、県や国は残念ながら他県での事を教訓に出来ていないように思います。
これだけ地球温暖化が進み、自然現象が変わってきているのに、事前準備が追いついていないのが現状です。
TV番組の元政治家の方が言われていましたが「県や国は何かが起こらないと動かない」とのこと。
警察もそうですが、助けを求めても犠牲者が出ないと動いてくれないようです。
本来、行政とは犠牲者が出ないと動いてくれない所なのでしょうか。
そうであれば、この国は恐ろしい国だと思います。
災害が東京で起こったとしても、多くの犠牲者が出ないと動いてくれないのでしょうか。
こうなれば、自分の身を守るのは自分しかありません。
しかし、若者と違い、歳を重ねれば重ねるほど体力的な不安が付きまといます。
色々な災害を想定してリュックに詰め込んだものの、そんな重たいものを担いで裏山に逃げる体力がはたしてあるのだろうか。
自分が助ける側、助けられる側のどちらになったとしても、
「私の事は放っておいて、どうかご自身だけは逃げ切って下さい」
という、言葉だけがいつまでも残るのでしょうね。
じゃ、また!