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「根拠」と「論拠」(理由)は同じ様で、同じでない。その違いは何なのか?
「根拠」とは、誰が見ても明らかな証拠資料(客観的な事実・データ・図表・数字・絵・写真)
「論拠」とは、どうしてその証拠資料から、その主張が出来るのかを説明する理由。
証拠として「根拠」がある。だから「主張」する。
その「主張」と「根拠」をリンクさせるのが「論拠」(理由)という事になります。
なぜなら、という事で、根拠から主張がどうして出来るのかを説明する、この理由にあたる部分が「論拠」です。
1.主張:自分が最も伝えたい事。
2.根拠:その主張を支える、事実や証拠。
3.論拠:主張と根拠の繋がりを保障するもの。
という事で以下の流れになります。
「根拠」(証拠資料)
↓
だから
↓
「主張」(結論)
↑
なぜなら
↑
「論拠」(理由)
根拠:有酸素運動は体脂肪をエネルギーとして使う
だから
主張:有酸素運動をすると体重が減る効果がある
なぜなら
論拠:使った体脂肪の分だけ、体重が減るからである
以上、この形が一般的であるようですが、根拠=論拠として、根拠の中に論拠(理由)を含める考え方もあるようです。
いずれにせよ、何かを主張するときは、必ずその主張の裏付けとなる考えが必要であり、それが無ければ説得も出来ないし、納得もして貰えないです。
今まで「なんとなく」で考えて来た私は、主張とその裏付けはセットであるという事を肝に銘じておかなければ、本当の意味での主張は出来ないであろうと思いました。
何事も深く考えないと、人を納得させられることは難しいようです。
じゃ、また!