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「結果こそが重要」と言われる中、最近は「プロセスも大切」と言われるようになってきました。
私は結果を求められても何も出せず「出来ないレッテル」の中で溺れていました。
最近は、溺れる中でも自分で足をバタつかせて泳がないと助かる道は無い。と、思い始めました。
結果を出せない限り、プロセスがどうのこうのと言っても始まらない。というのは正解でしょう。
しかし、その結果も時間と共に変わっていきます。
ここで言う所の結果は、目標です。自分のお店を持ちたいとか、コーチングの講師になりたいとか。
自分のお店を持って初めて結果が出た。コーチングの講師になって初めて結果となった。と言うのがその証しでしょう。
しかし、お店を持つことが出来たり、講師になった時は、私は始まりだと思います。
そう思うと目標(結果)は、変わって行くものだと思います。
よって「結果こそがすべて」という考え方は正しいのは正しいのですが、そこにはプロセスがセットになっていると思うのです。
一昨日の最善主義ではないですが、目標に向かうためのプロセスが、その目標の質を決めるのではないかと思います。
美味しい牛乳を提供したいと思い、乳牛を飼う。無農薬のエサで放し飼いにして伸び伸びと育てる。
そして、結果として沢山の美味しい牛乳が搾乳され、人々に喜んで貰えました。
これで、目標(結果)は達成されました。
しかし、それで終わりとはならず、美味しい牛乳の評判が人を呼び、地域の人との交流も重ねる中で信頼を獲得していってるのです。
その信頼がもっと広い牧場を提供してくれ、牛乳だけではなくチーズも作るようになり、やがてチーズ工場も併設します。
人々の要望により、無農薬の野菜や果物を使った小さなレストランを地域の人々に手伝ってもらって開き、遠方からもお客様が来られるようになります。
そうなると、簡単なログハウスで泊まって頂き、チーズづくりの体験教室も定期的に開催します。
自然に魅了された人々は、そこで結婚式を挙げたいと、簡単な手作り結婚式場もオープンするのです。
目標はどんどん流れて行っているのです。
美味しい牛乳が結果であり、チーズ工場が結果であり、レストランやログハウス、結婚式場も結果です。
その背景には、その都度、その人に見合ったプロセスがあり、そのプロセスを経験するたびに、成長というものが身に付いていくのだと思います。
そう思うと「結果かプロセスか」ではなく「結果もプロセスも」になり、結果とプロセスの相乗効果が次なる目標を生むのだと思います。
私は「結果かプロセスか」にこだわっていましたが、結果もプロセスも大切であり、その2つはセットであると思うようになりました。
「プロセスあっての結果」であれば、より良い結果を出す為には、より良いプロセスを踏んで行かなければならないのは当然だと思います。
じゃ、また!