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昨日の「事実」「解釈」「判断」とイコールなのが「主張」「根拠」「論拠」なのです。
主張・・・一番つたえたいこと
根拠・・・主張の裏付けとなる理由
論拠・・・根拠が主張を支えている理由
これの例を見ていて、私は特に論拠が苦手だとわかりました。
例えば、
主張・・・ビールを販売しよう
根拠・・・熱くなると皆ビールを飲みたくなる
論拠・・・夏になると、ビールが売れる
この例えに於いても「ビールを販売しよう」。
なぜなら「熱くなると皆ビールをのみたくなる」から。
と、ここまでは良いのです。
それが次の論拠となる「夏になると、ビールが売れる」という思考にならないで、
だったら「ジュースやサイダーも売ればいい」と、また主張が出て来るのです。
自分が「ビールを販売しよう」と言っておきながら。
この思考が、相手に伝わらない理由だなと思いました。
でも「ビールだけではなく、ジュースやサイダーも売れば色んな年代に喜ばれるから、その方が良いのに」という考えが、自分の中で湧き上がって来ます。
という事は、じっくり考えないで、思った瞬間に主張してしまうから、自分で言っておきながら違う事も同時に主張してしまうのだなと、思いました。
根拠をじっくり考えないから、論拠に行くまでに口に出してしまうのです。
根拠を考えた時「熱くなると皆ビールを飲みたくなる。ビールが飲めない人はお茶やジュースを飲みたくなる。」
と、そこまでじっくり考えると、論拠に「夏になると、ビールやお茶、ジュースが売れる」という事になり、主張が「ビール・お茶・ジュースを販売しよう」と初めて主張することが出来るのです。
じっくり考えずに、中途半端な時点で口に出すから、相手に伝わらないのだとわかりました。
じゃ、また!