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今日初めて、アサーティブ・コミュニケーションなるものを知りました。
アサーティブ・コミュニケーションは60年前から始まっていたようです。
「Assertive」は、行動療法に起源を持つ「Assertiveness」という単語から来ており、その意味は「自分と相手を同等に尊重しながらも、自身の意見や気持ちを適切に表現すること」です。
アメリカの心理学者ウォルピによると「人間の自己主張の方法は3種類ある」それが「アグレッシブ」と「ノンアサーティブ」と「アサーティブ」の3つの主張方法である、と。
アグレッシブは、自分の気持ちや意見を主張することが出来る一方で、相手の気持ちや意見を尊重できていない。
ノンアサーティブは、相手の気持ちや意見を考える事が出来る一方で、自分の気持ちや意見を伝える事が出来ない。
アサーティブ・コミュニケーションは、アグレッシブとノンアサーティブの中間に位置します。
自分の気持ちや意見をはっきりと言う事ができ、同時に相手の気持ちや意見を尊重することが出来ます。
アサーティブコミュニケーションをデスク法(DESC法)で実践してみると、
事実を描写する(Describe)・・・「あなたは待ち合わせに10分遅れてきた」
事実を描写していない・・・・・・「あなたは私を大切に思っていない」
気持ちを説明する(Explain)・・・「あなたが時間になっても来ないから、会えないのかと思って不安になりました」
気持ちを説明していない ・・・・・「あなたが時間になっても来ないから、ぞんざいに扱われたと感じました」
求めるものを提案する(Specify)・・「遅刻しそうな時は『遅刻する』って連絡してくれませんか?」
求めるものが具体的でない ・・・・「私のことを大切にしてくれませんか?」
相手の反応に対する行動を選択する・・「連絡してくれれば、待ってあげるわ。ただ、もし連絡が無かったら帰っちゃうからね」
求めるものを提案するに戻った時・・・「連絡してくれれば、待ってあげるわ。ただ、もし連絡が無かったらアイス買ってくれない?」
十分に説明出来ていませんが、違いがハッキリしています。
自分の気持ちをしっかりと伝え、同時に相手の気持ちや意見を尊重することが出来たなら、実りあるコミュニケーションになると思います。
じゃ、また!