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「リ・ボーン現象」というのがあるようです。
リ・ボーン=生まれ直し
色々な悩みが一巡して、今の自分であることに覚悟を決めたから、生まれ直し。
人は誰でも今の自分が一番だと思って生きています。
今の価値観、今の行動、今の選択。
その中で何年もいると、その世界しか見えないし、その世界がベストだと
錯覚してしまいます。
人によっては、危機を乗り越えたり、自分の限界を超えていく力を持った人も
いるようですが、そういう人は、底に辿りつくまで悩み、
生まれ直しのような体験もされています。
ほとんどの人は試練を乗り越えて自分を強く鍛えるということは、
避けて通ると思います。
しかし、いつも試練を乗り越えている人は、時にはこの「試練を乗り越える」
という事をせずに「試練を乗り越えない」という、いつもの自分と違う
選択肢を選んだりします。
乗り越えないで待ってみたり、乗り越えないで様子を見ていたり。
よく言われるように、いつもと違う道を通ってみる。とか、
いつもなら選ばない色を選んでみる。とか。
それとは少し違いますが、もしも自分の気持ちの中で全エネルギーを消耗することが
ベストなのかどうかと疑問に感じたら、ゆっくりしていくのも1つのチャンスかも知れません。
むしろその方が「本当の強さ」が身に付くかも知れません。
色々と視点を変えてやっていくよりも、愚直に目の前の事にもっと取り組んで
自分の気持ちを素直にその場に落としてやっていってしまった方が、
新しいモノの見方が生まれるかも知れません。
私も直感で動く方ですが、時にはあれこれ考えずに直感で動いた方が
良い結果の時があります。
愚直に基本を守って、今の自分が持っている力を発揮し、
周囲の人との信頼関係を築いて行けば、そこから夜明けが始まって行く
可能性があると思います。
新しいゼロからの出発です。
これも信念と愛があれば、新たな体験になるのかも知れません。
損徳や計算で動かず、自分の信念と愛で動く。
それこそが純粋意識からの行動だと思います。
旭川女子中学生いじめ凍死事件の再調査委員会が、
「いじめが自殺の主たる原因」として因果関係を認める結果を報告しました。
いじめが自殺の主たる原因として認められたのは嬉しいですが、
正直、ここまで時間が掛かるものかと思ってしまいます。
全国の学校で「いじめ自殺」と認めないで、無かった事にする風潮がありますが、
それが教育の場で生徒に示す大人の姿勢だとしたら、今の学校や教育員会の
役割は何なのかと思ってしまいます。
これを皮切りに各市町村で認められていない「いじめが主原因の自殺」の
真相解明を、真剣に取り扱って欲しいと思います。
そうでなければ教員(校長・教頭・担任)による学校崩壊に拍車を掛けることに
なると思います。
真面目にやっていて、声を出せない先生方も気の毒です。
じゃ、また明日!


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jibunoikiru@gmail.com

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