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「共同」という言葉があります。仏教では「ぐどう」と読むそうです。
意味は、本来独立している2つ以上のものが、1つのものを共有したり、
力を合わせてことにあたったりすること。
人間は1人で生きているのではなく、常に「他と共に」生きている。
相互に支えあい、関係しあい影響しあって存在している。
よって、1人だけの幸福などは本来あり得ない。
という教えのようです。
お互いの気持ちをしっかり共有できなければ、
満足できないままに終わってしまうこともあります。
その為には、先ず自分が自分の足で立つこと。
自分が自立できるから、人を支えることができるのです。
そして、お互いが理解しあい認めあうことが出来た時、
そこには信頼が生まれるのだと思います。
共に支えあうという事は、ただ単に依存しあうという事ではなく、
あくまでもお互いが、お互いの足で立ち、歩いて、その上でどちらかが
辛い時やしんどい時に、支えることができる関係だと思います。
誰しも個々人は考え方も価値観も違うのが当たり前です。
それでもお互いを信じていれば、認め合ったり、支えあったりすることが
できるのだと思います。
そういう関係だからこそ、お互い切磋琢磨しながら成長し続けることが
できるのだと思います。
自分が相手に対して何かしてもらいたい、支えてもらいたいと思う前に、
自分は相手に対してどのように力になることができるのか。
自分が相手のためにどのように動くことができるのか。
そちらが先だと思います。
自分の人生をどのように生きていくのか。
家族とただ単に一緒に屋根の下で暮らすのも1つの生き方だと思います。
反対に一緒に暮らしていなくとも、共に支えながら生きていくのも
1つの生き方だと思います。
自分がしあわせだと思う生き方はどのような生き方なのか。
人生の残り時間が少なくなればなるほど、
真剣に考える必要があると思います。
じゃ、また明日!