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私は「センターピンを探せ」と言われたら、「本質」を探す事だと思っていました。
本質とは、物事の本来の性質や姿。それなしにはそのものが存在し得ない性質・要素。(スーパー大辞林)
センターピンも物事の中心となるもの、核の部分。
であるから、どちらも本質を捉えようとする同じようなもの。
二つとも物事を捉えるのに、たいせつな部分。と、思っていました。
しかし、そこには違いがあるのがわかりました。
本質は何か : 本質という一点を見出そうとする問い。
センターピンは何か: 本質と、その後に残りのピンがどう倒れるかの動きや流れまでも考えようとする問い。
と、ありました。
確かに私のイメージでも、本質は本質その物という、一点だけを描いていました。
しかし、センターピンのイメージになると、ボーリングのピンが並んでいるイメージを思い浮かべます。
そして、そこには動きや流れがあります。
センターピンが倒れる時に他のピンを巻き込んで倒して行くイメージが。
という事は、今まで本質という私のイメージには、本質が全体にどのような影響を与えて動いていくのかが抜けていました。
センターピンを動かせば他のピンも動いていくイメージを、本質のイメージとは結びつけていませんでした。
いまだ、本質さえ見抜けない私ですが、見抜く時には本質そのものの一点凝視ではなく、本質とその後の他のピンがどう倒れるかの、動きや流れまでを考える必要があるのだと思いました。
本質が全体にどう響するかまでを考えの中に入れる必要があったようです。
この2つには、思考のプロセスの違いがあったのです。
これも私が知らないだけ、考えられないだけで、1つの物事にも幾通りもの考え方があるのだなと思います。
私の場合、先ずは思考の練習からです。
じゃ、また!