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人は「知っているか」「知らないか」でその後の人生に大きな差が生まれると思います。
人間の習性として、自分が知っていることは安心するけれども、
知らないことは警戒して素直に受け入れようとはしません。
理由はただ「知らないから」
それは非常に効率が悪いし、時には人の足を引っ張ることもあります。
テレビで言われていることは、必ずしも100%正しいとは限りません。
最近はむしろ意図的に流されていることも多くなってきたように思います。
何も自分が知らなければ「テレビのアナウンサーの人が言っていたから」とか、
「コメンテーターの人が言っていたから」とかで、その情報を信じてしまいます。
これが非常に危険だと思います。
例えば言われている内容を以前、本で読んでいたとか、講演を聴きに行っていた
とかであれば「あれ?前に聞いていたのと違う。どちらが正しいのだろう」と、
そこで疑問に感じることが出来ます。
しかし、本も読んでいなく、講演も聴きに行ったことが無ければ、
テレビで言われていることが100%正しいと信じてしまいます。
例えば今現在戦争をしている国を見ていても、世界中の人は、色々な所から
情報が入ってくるので、その国のトップが言っていることはおかしいとわかります。
しかし、その国の人はトップが言う情報しか入ってこないので、
それが正しいと思い込んでしまいます。
それがどういうことかとわかれば、取返しのつかない事をしていた事に
後で気が付くことになりますが、もうあとの祭りです。
1つの情報しか知らなければ、それが正しいと信じてそれしか選べません。
3つの情報を知っていれば、違いに気が付き、疑問に思うことが出来ます。
5つの情報を知っていれば、その中で自分が一番正しいと思う情報を選べます。
例えば、今日の天気予報を知っていれば、傘を持って出かける事が出来ます。
しかし、今日の天気予報を知らなければ、今は晴れているので傘を持って出かける
ことなど、思いもよりません。
結果、びしょぬれになって帰って来るか、傘をさして帰って来るかの違いになります。
そう思えば、「知っているか」「知らないか」の差は非常に大きくなると思います。
例えば、今月はお金が少し入ったので、美味しいものを食べて幸せなひと時を過ごすのも
良いでしょう。
また、以前から読みたかった本が高かったので買えなかったけれど、
今月なら買えるから買って読んでみよう。
と思うのも良いでしょう。
その結果、読みたかった本は、自分の知らなかったことが書かれてあり、
自分の知識として積み重ねられ、その後の仕事に非常に役に立つ事もあります。
これは、知らなかったことを本によって知ったから、仕事の役に立ったという事です。
自己投資は自分をちょっぴり上にあげてくれます。
その人の頭が良いとか能力が高いとかではなく、
余った時間とお金を自己投資するかどうかです。
それが結果的に、
知っているか、知らないか。
学ぶか、 学ばないか。
やるか、 やらないか。
に繋がり、自分の人生へと繋がるのだと思います。
今はSNSの時代です。
知っているか、知らないかが、自分の行く道を左右すると思います。
特に顕著なのが、事実を知らないのに、
批判だけして、疑って噛みついて来たり、抗って自己満足の世界に浸っている。
これだけ時間が早く流れる時代にそういう暇な時間はないし、
その世界に浸っている限りは成長も進化もないままに人生を終えることになると
思います。
「知っている人」は、「では、どうすればできるのか」という事に
時間を使うのだと思います。
じゃ、また明日!