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世の中には「人間力」のある人は沢山おられます。
よく言われているのが「この人の為にひと肌ぬぎたい」と
思わせる力のある人です。
そういう方は「人の力を自分の力に出来る」力のある人です。
人は誰でも得手不得手があります。
すべて自分で出来るとは限りません。
よって、自分が出来ることは自分が全力でやり、
不得手な所は出来る人にやってもらう。
それが目的に近づく早道だと思います。
また、自分が思考の中で描いたことを成し遂げる力のある人だと思います。
ああしたい、こうしたいと思うのは誰でも思います。
しかし、それを実行して成し遂げるまでにはなかなか届きません。
よって、自分の描いた通りの人生を歩んでいる人は、人間力のある人だと思います。
そして、逆境の中でもめげることなく、その環境から学び成長できる人。
そういう生きる力を持った人が人間力のある人だと思います。
これらの力を持った人は、物事を成し遂げる力があり、その力を
人の為に何かを成し遂げる「志」に変えていけるのだと思います。
私は小さい時からあまり欲がありませんでした。
物欲のみならず、いろんな欲があまりありませんでした。
それで自分は満足していたし、欲が無くても構わないと思っていました。
しかし、最近は「生きる」という事に於いては欲が必要だと思うようになりました。
なぜなら、二度とない自分の人生を、自分の為だけに命を使うのか、
人のお役に立つ事にも使うのかというのが脳裏にちらつき始めたのです。
自分の為だけの人生なら、平々凡々と暮らすのが一番楽なのかも知れません。
しかし、人のお役に立つという意識に変わると、時間や命が大切になって来たのです。
そして目的を持って生きるようになるのです。
目的を持った時間の使い方は、そこに生き甲斐が生まれます。
楽しみや、しあわせを感じることが出来ます。
そう思うと1つ1つの事を選んで行動するようになりました。
些細な事でも「やるか・やらないか」
やるなら「どのようにやるか」
自分に問うようになりました。
人のお役に立つという意識がない時は、そういう選択もあまり考えていませんでした。
しかし、なにかお役に立てるような自分になりたいと思ったら、
1つ1つを選択し、選択したのは自分であるから責任は自分にあると自覚します。
よって、その結果に対しては人のせいにしなくなりました。
意外にも、人のせいにしなくなると、自分が楽になるのです。
「人間力」のある人が、人の為に何かを成し遂げようとして、
価値ある目的、価値ある目標に「志」を持って打ち込むから、
人が付いてくるのだと思います。
人が付いてくるから、協力者も出てくるのだと思います。
そういう私利私欲の無い人が増えて来て、リーダーとなって行けば、
世の中がもっと良くなるのに、と思います。
政治の世界でも、本当のリーダーがいなくなった今だからこそ、
「人間力」のある人が増えて欲しいなと思います。
じゃ、また明日!