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「お金」というと、私たちは「あの人はお金持ちだ」とか「億万長者だ」とか
言って、羨んでいます。
しかし、お金は物々交換から発展した、ただの手段だと思います。
「塩」が通貨であったり、国によっては「チーズ」が通貨であったりした時代も
あったようです。
よって、多くの人が「それが貴重である」と認めれば、通貨になるのです。
現在の通過である「お金」で交換できるものは「エネルギー」だと思います。
それは、その人が使ったエネルギーです。
農作物を創ってくれる人のエネルギー。
魚や肉を獲る人のエネルギー。
家やビルを建てる人のエネルギー。
私たちにエネルギーがあるから仕事が出来て、ものを生み出す事ができるのです。
価値を提供することが「お金」で、その価値を提供するためには
人間の「エネルギー」が必要なのです。
よって「エネルギー=お金」であって、このエネルギーを使って
「価値」を産み出しているのだと思います。
そして、その価値を生み出す時間は有限であるので、
お金よりも、もっと価値の高いエネルギーだと思います。
自分が経験した事や、勉強した事で得た知識を、人に教えることもエネルギーです。
ましてや、その経験を人にも感じさせるというのは、もっとエネルギーが
必要になって来ると思います。
自分のエネルギーを使って、人や社会に価値を提供することの対価の1つが
お金でもあるのです。
人に価値を与えているのであれば、そのエネルギーはすべて
お金と同等の価値になって来ると思います。
よって、本当に豊かな人は「お金持ち」ではなく、
その人自身の持っているエネルギーであり
「エネルギー持ち」の人だと思います。
今まではお金を稼ぐことに価値が置かれていたと思います。
勿論生活をしたり、社員を雇ったり、会社を経営するためには
お金を稼がないと成り立って行きません。
しかし、それだけではなく、自分の価値あるエネルギーをどのように社会に
提供して行けるのか?
どのようにそのエネルギーを使えば、人のお役に立てれるのか。
そこを意識してエネルギーを使っていくのが、
本当の意味での「豊かな人」ではないでしょうか。
よって、仕事を辞めたから、そこで終わり。ではなく、
仕事を辞めても自分にはまだエネルギーがあるなら、人様に喜んで頂いたり
社会のお役に立つよう、エネルギーを使っていけば良いと思います。
そういう「エネルギー持ち」の人生を送りたいと思います。
じゃ、また明日!