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完璧主義とは、必要以上に高い目標を設定し、万事が整った状態を目指し、
努力する特徴や性格を指します。
自分自身に厳しく、また他人の評価を気にする傾向にあり、定められた
時間内で、完璧を目指そうとします。
ミスや失敗を許すことができず、頑張り過ぎてしまうので精神的なストレスを
溜め込みがちです。(タウンワークマガジンより)
私も若い時は完璧主義だと言われました。
しかし、私の完璧主義は中途半端に手を打つのではなく、もう少しやって見ようよ!
というレベルのものでした。
よって、本来の完璧主義の人は「完璧主義過ぎて毎日しんどい」っていう感じですが、
私はしんどくもなんともなく、むしろ中途半端に手を打つ方がしんどかったような
気がします。
なぜなら、より良いものを求めれば完璧主義だと言われます。
しかし、日本の製品は品質や完成度が高いと言われるのも、より良いものの
追求だと思います。
日常の周りにある物を眺めても、日本製の方が丁寧に作られています。
例えば100円均一のものでも、以前はすべて外国製だったものが、コロナ以降、
日本製のものも増えてきたと思います。
ファイル1つ取ってみても、外国製はちゃちで直ぐに壊れてしまいます。
片や日本製はしっかりとして長持ちします。
そして何よりうれしいのは、ファイルの厚さ分、表紙を長くしているのですが、
長ければよいというものではありません。
日本製はファイルの分厚さもカバーできるくらいの長さを表紙にしていますが、
外国製は長ければよいと言わんばかりにかなり幅広にカバーを作っています。
それではプラスティック製のファイルの場合、背の部分を上にしてデスクの引き出しに
入れた場合、ファイルした紙の重さでしなってしまい、ファイル自体が歪んで来るのです。
それをきちっと計算できるのが、日本の技術であり完璧さだと思います。
完璧主義があまり良く言われないのは人の場合で、少しでもミスをしたり、
自分が思っているレベルに達していなければ、相手を否定してしまう。
その部分だと思います。
完璧を求めるのは自分自身に対してであって、人に関しては多様性の門を開き、
金子みすゞの「みんな違ってみんないい!」
だと思います。
完璧主義の自分と完璧主義のAさん。
その完璧主義さは、それぞれ違うと思います。
其々の画一性を掛け合わせれば多様性に繋がるのではないかと思います。
自分と違う所に触れるという事は「自我」を育てることにもなるし、
多様性が身について行くと思います。
よって、ものづくりには完璧な部分が必要だろうし、人間関係に於いては、
「みんなちがってみんないい」が求められるのだと思います。
悪者のように扱われてきた「完璧主義」
良い所はそのまま続けたいし、悪い所は相手の事も考えながら、
その違いを認め合う。という所でしょうか?
じゃ、また明日!


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jibunoikiru@gmail.com

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