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小学校の時はあんなに夏休みが待ち遠しくて指折り数えていたのに、
夏休み迄の時間がなかなか来ないで、時間が進んでいないような気持ちに
なっていました。
しかし大人になってから、特に人生の後半位になって来ると時間の経つのが早くなり
アッという間に、時間が過ぎてしまいます。
昔の交通安全の標語に「せまい日本 そんなに急いで どこへいく」というのが
ありましたが、いつ頃だったか調べてみると、
交通安全年間スローガン(1973年)の内閣総理大臣賞でした。
えっ!50年も経っているの? と、時の早さに改めて驚きでした。
せまい日本は変わりませんが、スピード感はあの時の急ぎ感が遅いくらいに
感じてしまいます。
そう思うと、今「生き急ぐ」ことは決して悪い事ではなく、
むしろ1980年代半ばのバブル期の「イケイケドンドン」の勢いを取り戻すためには、
今の日本には必要な事なのかも知れません。
生き急ぐ人は高い目標と達成までのスピード感が非常に速いです。
本気で達成したい目標があるから、それ以外の事には目もくれず、ただひたすら
目標に向かって走り続けるのだと思います。
ある人が「彼女は登りたい山が決まっているから、それ以外は目もくれない」と
言われていましたが、登りたい山が決まっている人は自ずとモチベーションが
高められ、一気に駆け上れるのだと思います。
生き急ぐ人は自分の感を信じて突き進んでいける人だと思います。
周りから何故そんなに生き急ぐの?と言われても、その人の中では筋道が
見えているから、突っ走れるのだと思います。
そして突っ走らないと、その先にある未来に辿りつかないのです。
生き急ぐ人は、好きな事に没頭します。
私の知っている限り、仕事=趣味 の人ばかりです。
私の父も「仕事が趣味」と言って、仕事の話をしている時は目が輝いていました。
きっとそういう人は、周りから疲れるだろうと思っても本人は疲れていないようです。
よって現状に満足せず、まだまだという気で先に行こうとします。
反対に現状に満足してしまうと、それ以上やる氣も無ければ、そこがその人の天上に
なっているようです。
天上の高さは自分で決めるのだと思いますが、天上の高さが最初の
どの山に登るかになるのだと思います。
私のように、自分が登れそうな山を選ぶのか、少し高めの山を選ぶのか、
はたまた日本一の富士山を選ぶのか。
その選んだ山が、自分の能力を最大限に引っ張り上げてくれるような氣がします。
一気に登るの良いかもしれませんが時々は足を止めて、
そこまで登って来た自分を褒めてあげても良いのではないでしょうか。
じゃ、また明日!