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今日は懐かしい井上陽水さんの「夢の中へ」が途切れ途切れに聞こえてきました。
♫
探しものは何ですか
見つけにくいものですか
カバンの中も つくえの中も
探したけれど 見つからないのに
♫
最近、年齢には勝てず、探しものが増えたように思います。
[あっ、そうだ!」と思って二階に上がると、何を取りに来たかを忘れ、
また下に降りていくという始末。
以前ならそこで思い出して、また二階に上がっていけたのに、
最近はそれでも思い出せず、諦めることもしばしばです。
とはいうものの、探しものがある日突然降って来るものでもありません。
やはり探し続けなければ、見つからないと思います。
♫
休むことも許されず
笑うことは止められて
はいつくばって はいつくばって
いったい何を 探しているのか
♫
最近、メガネをよく忘れることがあるのですが、チェックのために玄関ドアに
「メガネ」と書いて貼りました。外出の時に目に入る位置に。
先日それを見て「あっ、そうだ!」と思い、二階に探しに行きましたが無い!
下で探しても無い!仕方がないので、別のメガネを出してきて掛けようとしたら、
何か引っ掛かってかけにくい。
何と、最初からメガネをきちんと掛けていたのです。
♫
探すのをやめた時 見つかる事も よくある話で
♫
自分のやりたいことも同じで、探しものは探さないと見つからないようです。
見つからないからと言って部屋の中でじっとしていても見つかりません。
二階を探したり一階を探したり兎に角動きまわって、諦めかけた時に、
ふと見つかる事もあります。
自分のやりたい事も、あれがやりたかったかな、これがやりたかったかなと
それに繋がる動きをしている時に、新たな発見、新たな気付きがあると思います。
その積み重ねの中で、自分はこれがしたかったのだと気付いて行くのだと思います。
「探しものは探さないと見つからない」と言われるように、
「探す」という行動をとらないと、いつまで経っても見つからないようです。
先日、フリースクールの特集をしていました。
人と喋るのが苦手で学校に行きたくない中学生が、フリースクールの見学に行きました。
そこの先生は無理に来させるのではなく、本人が来たいと思えば来たらよい。
という考えでした。
本人は、1日行っては数日休み、また行っては休むという感じでしたが、家では
ケーキを作ったり、自分で勉強したりの生活でした。
フリースクールに通う日が増えてくるに従い、他の子どもにも受け入れてもらえ、
話をしたりして慣れて行きました。
そして、お母さんの提案で手作りのケーキを配ったりするようになりました。
最後のインタビューで本人は、
「行きたい学校が見つかった!」と応えていました。
♫
探しものは 何ですか?
まだまだ探す気ですか?
♫
自分の探しものは、自分の中から生まれてくるものだと思います。
まだまだ探す気はあります!
じゃ、また明日!