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自分が一生かけて取り組みたいことや、
自分が夢中になってのめり込めることなどは、
直ぐには答えが出てきません。
なぜなら、すぐには結果が出てこないからです。
しかし、自分が自分の人生を悔いなく終えることが出来ると思えるには、
やはり自分のやるべきことをやるしかないと思います。
この自分がやるべきことをやれる人というのは、何処が違うのかと言えば、
目の前の現実と、自分が描いている未来とが繋がっている感覚を持っている人だと
言われています。
元プロ野球のイチロー選手は、すでに小さい時から目標を持っていました。
小学校6年生の卒業文集には、
「とにかく、一番大きな夢はプロ野球選手になることです」
と、書いていました。
「3歳の時から野球の練習を始め、小学校3年生の時から今までは、
365日中360日は激しい練習をしています。
だから1週間で友達と遊べる時間は5~6時間です。
そんなに厳しい練習をしているのだから、必ずプロ野球選手になれると思います」
と、あります。
イチロー選手は小学校時代の野球の練習が、未来のなりたい自分=プロ野球選手
としての自分の姿に、この時からすでに繋がっていたようです。
よって、目の前の自分と未来の自分が繋がっている感覚があるので、
360日の激しい練習もこなせたのだと思います。
高校生になったイチロー選手は、野球部監督に自分から訴えたのは、
「目標は甲子園出場ではありません。僕をプロ野球選手にしてください」
だとか。
小学校の時から野球の夢を追い続けてきたイチロー選手は、
深夜の暗がりの中での素振りの練習は、
監督に言われたり人にやらされてすることではなく、
自分がやりたいと思うからやった行動だと思います。
その時の公式野球部元監督の中村豪(たけし)氏が、部員たちに口酸っぱく言ったのは
「やらされている百発より、やる氣の一発」
この言葉が心に響いたのは、今の現実が未来の自分に繋がる感覚を持てている
高校生のイチロー選手だったからだと思います。
今現在の自分と、未来の自分が明確な目標として繋がるかどうか。
それが自分の本当の未来が広がる時だと思います。
じゃ、また明日!