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「データ」と「情報」の違いは? 正直あまり自分の中では明確に区別できていませんでした。
NEC グループの情報によると、
「データ」とは、事実に基づく入力値(計測値)。
「情報」とは、データをある目的に沿って加工(集計、分析など)したもの。
例えば、降水量、気温、気圧などは「観測データ」です。
気象庁は観測データを基に分析し、数日後~数か月後の天気を予測し、発表します。
天候で売り上げが変動する商品を扱っている人にとっては、今後の行動の判断材料の「情報」となります。
「データ」の時点では、事実の蓄積であって、まだ人の役には立っていません。
「データ」を、ある目的に沿って加工することで、役に立つ「情報」になる訳です。
「データ」と「情報」の区別も出来ていなかった私は「情報を取りに行く」という言葉に、
その人の意志と前向きな姿勢とエネルギーを感じました。
そして、これからの世の中を生き残るためには、積極的に情報を取りに行き、自分の判断材料とするのが、より正確な判断に繋がると思います。
入力値である「データ」を、目的に沿って意味ある数字に変化させ、価値ある情報に変化さす。
この作業が次の価値を創造していくのだと、思いました。
私は会社の経理や経営の事はわかりません。
しかし、ただ単に今月の売り上げや支払を計算するだけでは、経営は成り立たないと思いました。
その昔「数字は物語だ」と言っていた人がいました。
当事はピンときませんでしたが、今では、どういう事を言われていたのかわかります。
だからこそ、情報は待つのではなく自分で取りに行かなくてはならない、という事にも合点がいきました。
じゃ、また!