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私は以前、人と話をする時に「本来のあなたはどうしたいの?」と聞いていました。
その言葉が出る時は、その人が周りの影響を受けて行動していたり、
周りに気を使って判断していたり、兎に角その人自身の
本当の気持ち100%での判断ではないように思えたからです。
そういう気持ちで行動しても、後で後悔しないかなと思うので、
一言、聞いてしまうのです。
大抵の場合、やはり気持ち100%で動いてないようです。
ヴェーダ瞑想を始めてからわかったのですが、私が問うていたのは
潜在意識のまだ下にある、奥深い所の「純粋意識」でした。
誰にも、何にも囚われることのない、本来の自分の気持ち。
世間や人目を気にしない、本当に自分が素直にやりたい純粋な気持ち。
その純粋意識で判断・行動すれば、後悔をすることはないと思います。
なぜなら「自分がやりたいからやる」という極めてシンプルな事だからです。
瞑想を始めてから、いらないものをどんどん手放し、囚われも手放すと同時に、
この「純粋意識」を知ってからは、自分が自分に近づいて行っているように思います。
最近知ったのは、本当の自分に対して、自分を守ってくれるもう一人の自分です。
もう一人の自分は、「心の防衛」をしてくれる自分です。
自分が抱えている問題や悩みは「自分を守るために」存在している、
自分の中のもう一人の自分です。
自分が自分を守ろうとして自分の心が生み出した、もう一人の自分。
もう一人の自分が自分を守ろうとして、問題を繰り返してしまうこともありますが、
実はそこには「意味」と「目的」があったのです。
目的は自分自身を守るため。
自分の心が生み出した、もう一人の自分というものがわかれば、
少しは納得がいきました。
自分の中の「純粋意識」や「もう一人の自分」を知ることにより、
自分というものが少しづつわかってくるように思います。
人間の「カラダ」や「心」は本当によくできていると思います。
「カラダ」も「心」も自分の中に治す力を持っているのです。
昨秋、自分を信じてストレッチをやれば、やはり痛みやしびれが取れて
元に戻ってくれました。
意識も心もカラダも近付けば近づくほど、自分が1本化されて、
自由な自分になれると思います。
私には「純粋意識」を教えてくれたヴェーダ瞑想があります。
一生ものにしたいと思います。
「心の防衛」を教えてくれたのは本日届いた書籍です。
わたしが「わたし」を助けに行こう ー自分を救う心理学ー 橋本翔太 著
そして、私が私に一番聞きたいのは、
「本来のあなたはどうしたいの?」
じゃ、また明日!