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最近の政府を見ていると、世代交代の必要性を非常に感じます。
本当に実力があってリーダーシップがあり、日本を良い方向に導くのならともかく、
裏金だの汚職だの、政治とは関係ない事が話題になり、その間、やるべきことが
停滞しているような気がします。
価値観は年代によって違います。
良い所は引継ぎ、そうでない所は改善していく。
そうでないと良い方向に前進しないと思います。
しかし現実は、悪しきを引き継ぎ、改革さえできない状態です。
古株の人は自分や自分の仲間だけの為に考えを押し付け、押し付けられた人が
それに抵抗出来ないような風習がはびこっているような気がしてなりません。
お金のため、一票のためにやっていることが日本をどれだけ良い国にしていけるのか。
その後ろ姿を見て若手は育ちます。
よって何も言えない議員が増えるばかりなのです。
政治に限らず、古い企業もその傾向にあるかも知れません。
学校教育で何も言えない、考えられない人間を作り、政界や企業で物言えぬ社員を
作っているのです。
それは日本の人材育成からすれば非常にムダな勿体ない事だと思います。
何か事が起こっても、「やっぱりな」と失望する結果しか出てきません。
結局は正しい方向へと導かれず、途中で断念せざるを得ないように
なっているのです。
それでは後継者など育つはずもありません。
価値観の違いはあって当然だと思います。
違いがあるから、その違いを擦り合わせて行く中で新しものが生まれてくるのだと
思います。
「老いてゆくは人のみあらず」と言われるように、世代交代が進まない社会は、
政府そのもの、会社そのものが同時に老いていっているのです。
少子高齢化と言われて久しいですが、現在は少子超超高齢化です。
企業が永遠に成長し続けるということも幻想のようでした。
世代交代をするという事は、今までの古い価値観からの発想とは、
また全然違ったアイデアが浮かび、世の中に認められるものが
生まれる可能性があります。
今はどちらを向いても、希望が持てる訳ではないですが、各企業が世代交代をし、
若い価値観で物事を見直してみれば、政治も企業も少しは変わって行くのだろうと
思います。
「新しい酒は 新しい革袋に入れ」とあるように、中途半端な状態で時間だけが
過ぎてゆくよりも、いっそのこと世代交代で躓きながらでもやった方が、
生きた教育になると思います。
じゃ、また明日!