タグ:

私は自分の姪っ子たちには小さい頃から会った時には必ず抱きしめていました。

大きくなるに従って嫌がってはいましたが、それでも母親になった今でも
姪っ子とその子供たちにも会った時は抱きしめています。

あまり人と触れ合うことをしない私ですが、姪っ子たちを抱きしめることだけは
赤ちゃんの時から無意識にしていました。

私自身末っ子だったので母親にはかなり甘えていて、
カラダが小さかったせいもあり小学校に上がる前までは、
おんぶや抱っこをして貰っていました。

そんなに意識はしていませんでしたが、子育ての記事などでは、やはり
「抱きしめるほどやさしい子に育つ!」と書いてあります。
そしてスキンシップの魔法は、強く優しい子どもになるようです。

赤ちゃんにとって、直接肌に触れてあげることや抱っこや撫でることが、
いかに大切なことなのかと言うことです。

それは赤ちゃんに限らず、人間も基本的に同じだと思います。
大きくなっても、信頼できる特定の人との触れ合いを通じて絆を強め、
その人に守られて安心・安全を確認しようとします。

人は誰かに守ってもらわなくては生きていけないのかも知れません。
孤独が寿命を縮めると言われるのも、そうなのかも知れません。

小さい頃からの母親との絆によって「人は信頼してもいいんだ」
「自分は愛される価値があるんだ」という確信を心に刻んでいるのだと思います。

愛されている確信があると人に優しくできます。
人に優しくできるということは、相手の気持ちに寄り添えることが出来、
相手への共感や、相手の立場に立って理解することが出来るのです。

愛されているから 愛することができ
愛をもらうと 愛を与えようとする

体の温かさと心の温かさは、脳の同じ部位で感じているとか。

今、能登半島の方々は大変な生活を送られていると思います。
寒い中で徐々には支援物資も行き届いてはいると思いますが、
体の冷えは惨事を目の当たりにした心まで冷やしてしまいます。

家族や知り合いの顔を見た途端抱き合うのも、人間の本能だと思います。
大人でさえそういう状態なのですから、子どもはその何倍も不安で心細いと思います。

それぞれが少しでも心の余裕が出てきたら、
子ども達を抱きしめてあげて欲しいと思います。

そのハグがどれだけ子どもの心に安心を与え、希望を与えてくれるか。
眠れない環境の中で、その抱きしめが安心の眠りを誘ってくれると思います。

我慢をしている子どもたちが少しでもリラックスできるよう、
子ども達に触れてあげられたらと思います。

震災に限らず、普段でも抱きしめる大切さ、ハグの大切さが
わかってきたような気がします。

じゃ、また明日!


コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です

投稿者

jibunoikiru@gmail.com

関連投稿

タグ:

2280枚目■ 行動と言葉を一致させる

「言行一致」とよく言います。口で言っている事...

すべて読む
タグ:

2274枚目■ 「無理」「ならどうする」

何かをやろうとする時、或いはやりたいと思う時...

すべて読む
タグ:

2235枚目■ 何を捨て何を残すか

私は昔から「マイナスの美」の美しさが好きでし...

すべて読む
タグ:

2233枚目■ 自分が自分をどう思うか 

私たちは人目を気にして生きている場合がありま...

すべて読む
タグ:

2232枚目■ 目的の為なら共にやれる

今回のNHK「新プロジェクトX」は、世界遺産...

すべて読む
タグ:

2231枚目■ 共に目標を達成する能力 

人が他人と協力し共同の目標を達成する能力は、...

すべて読む