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努力の量より「覚悟の量」
これは小さい時から親や学校の先生に「努力は報われるから努力しなさい」と
言われ続けていました。
今、その言葉に付け加える必要があることを知りました。
それは「間違った目的と手段は、いくら努力しても報われない」と。
そして、その間違った努力の1つに、この格言があると思います。
いくら努力しようとしても、覚悟の無い努力は続かないという事です。
自分が何のために努力しようとしているのか。
その覚悟が自分の中で明確になっていないと、本当の努力は出来ないのです。
ジムでも「痩せたい」と言う人は多いです。
しかし、同じトレーニングをしても、
ただ単に、ジムに行くと痩せると聞いたからジムに来ている人と、
痩せた方がきれいに見えるから痩せたいと、プログラムに入っている人と、
来春の結婚式にあこがれのウェディングドレスを着たいから痩せたい人と。
やはり、ウェディングドレスを着たい人が一番効果が出やすいようです。
ただ単にジムに来ている人は、お友達と喋っていることが多く、
今日は良く動いたからと、帰りにどこかのお店に寄ったりして。
そういう状態だと1年通ってもあまり変化はないと思います。
それよりも、結婚式のために絶対痩せる!と、覚悟を決めた人は
3カ月ぐらいで痩せています。
私も努力の量が足りないと思ってずっとやっていましたが、
それは量ではなく、覚悟が足らなかったからです。
覚悟の量が少ないから、決めた事を直ぐに諦めてしまうのです。
「何のためにやるのか」という覚悟が大切だと思います。
それと、覚悟できる師に出会えているかどうか。
自分が師と仰いだ人が「これをやりなさい」と言った場合は、
必死になってやろうとします。
しかし、言っているその師の言動に疑問を待てば、覚悟ができません。
この師のいう事なら、7割くらいやればよいかと、疑いを持った覚悟です。
よって、「なんで?」とか「ちょっと違うんでは?」と自分の考えを入れて
しまうのです。
そうなるとお互いに不信の影がちらつき始め、素直になれないのです。
反対に自分が師と決めた人の言う事は、やはり何があっても貫こうとしますし、
何か違うなと思っても、何かお考えがあっての事だろうと素直になれます。
心から信頼のできる師でないと、目的は達することが出来ないと思います。
師というのは、スキルだけを学ぶのではなく、その人の考え方、在り方、
生きざま、人生、全てと出逢いたいからです。
「自分より大切な、もの・こと・人」のためなら、覚悟はできると思います。
これからは私の苦手としていた「覚悟の量」を増やしていきたいと思います。
じゃ、また明日!