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ある文章で「真の自立とは、自分の行動に責任を持ち、その対価として自由があるという事」と記されていました。
それはごもっとも、と読んでいました。しかし、それに続いて、
「また、『依存』は『支えてもらう』と言う言葉に置き換えるだけでポジティブな気持ちになります。片方だけが支えるのではなくお互いが支え合うという事です。誰にも支えてもらわないのは自立ではなく孤立と言います。人は1人では生きて行けないのです。」と、ありました。
うーん、私は『支えてもらう』と言う言葉に置き換えるだけではポジティブな気持ちにはならないのです。
そこはお互いが自立して、自立した者同士の「相互依存」という言葉であって欲しいのです。
しかも、誰にも支えて貰わず自分の行動に責任を持って自立しようとしている時は、やはり自立であって、孤立ではないと思います。
最後の結論に至るまでの考え方は、ごもっともだと思いますし、私も同じ考えです。
自立とは誰かに依存するのではなく、物事を自分の力で解決しようとすることで、責任と自由を持つ事です。
人に依存せず自らの力だけで物事を解決しようとすることが、本当の意味での自立になるのです。
経験値の多さが成功への近道だとすると、成功への第一歩はまさに自分の足で立ち、自分の足で歩く事なのです。
成功する人と成功しない人の違いは、言い訳をするかしないかという事です。
人はなぜ言い訳をするのか、それは責任から逃れるための逃げ道を作る為なのです。
けれど失敗した事とか、成果を上げられなかった事は事実として存在したままです。
成功する人の特徴は、どうしたらうまくできるかを考え、言い訳をせず自分自身を追いこんで行く事で結果を残します。
以上の事は、私も同感です。
だから余計に、
『依存』は『支えてもらう』と言う言葉に置き換えるだけでポジティブな気持ちになります。
という部分が腑に落ちないのです。
もしも『支えてもらう』という言葉に置き換えるのなら、私の感覚は、
『お互いが支え合い』新しい何かを生み出すから、ポジティブな気持ちになります。
と、言った感じです。
しかし、著者は「相互依存」とあえて書かずに『支えてもらう』という言葉で伝えたかったのかも知れません。
じゃ、また!