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人は他人の言動や人生に口出ししたり、鑑賞したりしたがります。
本来は個々人が独立して生きているので、他人には干渉する暇や必要など
無いはずなのに、やたら絡んでくる人がいます。
自分には自分の世界が、他の人には他の人の世界があります。
よって、それらは本来独立している存在なので、直接的な干渉はしないはずです。
しかし、その人にとっては絡むことがその人の生き甲斐なのかも知れませんが。
人は自分以外の人を支配することなど出来ません。
支配出来ると思っている人が、支配しようとするだけの事ですから。
よって、他の誰もが「私」と言う人間の心を傷つけることは出来ないのです。
もしも自分の心が他の誰かによって傷ついたと思う時は、
自分の心がそう感じているからです。
よく言われるように「事実は変えることは出来ないが、解釈は変えられる」と。
その事柄の意味を自分がどう受け取るかによって、変えることは出来るのです。
メンタルが安定している人は自分を生きているので、他人をどうしようとか
他人にどうしてもらおうとか、そう言ったことは考えません。
全ての源は自分であり、自分はどう現実を創っていくのかという事が
事実を創っていくことになるので、他の人の言動は関係ないのです。
「自分主体でしか物事は変わらない」と知っている人は、
誰からも心を傷つけられることはないのです。
どんな言われ方をされても、どんなに理不尽であっても、
捉え方によっては、自分を振り返るチャンスかも知れません。
そう思えば、ものごとの見え方も変わってくるかも知れません。
本来、日本には日本の文化があり、他国には他国の文化があります。
今、戦争が勃発している国がありますが、他国を占領しようとか、
他国を支配下に置こうとか、そういう考え自体が自国を滅ぼすという事に
気が付いていないのだと思います。
自国がしっかりと機能していれば、他国に攻め入る必要などないのです。
自分を生きるという事は、常に自分が考え、どうしたいかという、
自分主体でしか自分を生きることは出来ないのです。
人のことを干渉したり、他国を攻めたりする前に、
先ずは自分の生き方を考えることが先決だと思います。
瀬戸内寂聴さんも言われています。
「自分の心さえ自由にならないのだから、
 自分の夫や妻、恋人、子ども達であっても
 誰の心を自分の思うままに支配などできましょうか」
            (今日を生きるための言葉)より
じゃ、また明日!


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jibunoikiru@gmail.com

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