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コメダホールディングスが三菱商事と業務提携をすると発表されました。
両者の接点は、児童労働や熱帯雨林の乱伐などを排除した、サステナブル(持続可能)なコーヒー豆を求めるコメダHDに、三菱商事が自身も出資するシンガポールの農産物事業会社「オラム・インターナショナル」を調達先として引き合わせたのがきっかけだとか。
コメダHDのお知らせでは、
三菱商事は、特に当社の事業領域に近い食料品分野において、環境・安全性を重視したサステナブルな食糧事業や、インドネシアやミャンマーなど新興消費市場での食品関連事業の展開、さらにはデータを活用した消費者価値創造などに取り組んでいる。
そして、すでにコメダ式サステナビリティ活動の取り組みとして、三菱商事の協力のもと農産物事業会社「オラム・インターナショナル」から、サステナビリティに配慮したコーヒー豆の安定的な調達を始めています。
三菱商事のプレスルームからは、
コメダHDは「心にもっとくつろぎを」をミッション宣言に掲げ、コーポレートサステナビリティを推進しており、昨年より持続可能な事業活動の推進を基本戦略に掲げる、農産物事業会社「オラム・インターナショナル」より、サステナビリティに配慮したコーヒー豆を安定的に調達する取組を行っている。
このようなコメダHDと当社との取組みの深化を企図するものであり、外食業界の健全な発展に資するサステナビリティ商材やサービスの共同開発、並びに当社の海外ネットワークを活用したコメダHDの海外展開を推進してまいります。
とありました。
そして、コメダHDは海外事業を非常に少人数で回している現状に対し、三菱商事からの人材派遣を受けるなどして、中国、台湾での出店加速や、東南アジアへの進出を目指しています。
また。三菱商事系の共通ポイント「ポンタ」の導入も視野に、データーマーケティングを活用した商品や店舗展開の見直しも進める考えのようです。
自立した企業同士が「環境・安全・サステナビリティ」という共通認識のもと、お互いが助け合い、発展・進出するというのは、企業間の相互依存と見てとってもよいのではないでしょうか。
その為には、其々が基本方針をしっかり確立し、進む方向もお互いが認め合う共通認識に立てるならば、そこには掛け算の法則が成り立つのではないかと思います。
今後、コメダHDが三菱商事というパートナーを得て、海外で発展する事を期待しています。
「自立、行動、結果」と云うものは、個人から企業まで共通して存在するものであるし、それが相互依存という実を結ぶのも、個人から企業まで共通してそこに存在するものだと思いました。
じゃ、また!