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SNSが普及してから世の中は非常に便利になったと思います。
調べ物は直ぐに検索したら出てくるし、今まで繋がることが出来なかった人達とも
直ぐに繋がることが出来ます。
また、遠い存在だった人達ともお友達になることが出来ます。
そういう人と人を繋ぐ良いコンテンツのはずのものが、
使い方によっては殺人手段とも成り得るのです。
ナイフや銃を使わなくても、コトバという武器で相手を追い込み、
自殺へと追いやるのです。
追いやった方は直接自分が手を下さないので、罪悪感はありません。
また、自分1人ではなく皆と一緒にやっているので、
余計に罪悪感はなく、遊び感覚です。
SNSの利用規約には年齢制限があります。(2022年3月時点)
LINE    :なし(18歳未満は利用できない機能がある)
Facebook :13歳未満
Instagram :13歳未満
X(Twitter)  :13歳未満
You Tube    :13歳未満(親または保護者の許可があれば、13歳未満の子供は利用可)
Tik Tok       :13歳未満
規約からすれば13歳以上は制限がありません。
これはアメリカのCOPPA(児童オンラインプライバシー保護法)が13歳未満
としているので、各事業者もこの年齢制限を設けているようです。
私は最初、これを18歳以下の子どもにアクセス権の規制を掛けると聞いて、
これだけSNSが拡がり、学校の授業でも使っているのにと疑問を持ちました。
しかし、それは私の勘違いであり、携帯やタブレットの使用禁止ではなく、
SNSのアクセス権の規制の事でした。
日本でも「ネットいじめ」は増加してきており、
それによっていじめ認知件数だけでも増えてきています。
ネットいじめは匿名性が高いため、何も考えずに自分もやってしまったり、
教師や保護者が把握しにくいため、いじめる側の親もいじめられる側の親も
把握しにくく、対応が遅れてしまいます。
よって、被害に遭った子どもは、
傷つける言葉や、嘘の内容を投稿されたり
強制的・脅迫的に送らされた恥ずかしい写真を投稿されたり
グループの中でわざと無視や仲間外れにされたりします。
また、加工もしやすいため、でっち上げの個人情報がインターネット上に
流出して悪用されたりします。
スマートフォンには、スマホ利用や時間を制限できるフィルタリングサービスが
ありますが、これはゲームの課金や利用時間の制限には効果があるかもですが、
ネットいじめには、効果が低いような気がします。
少女の売春や闇バイトにも効果が薄いような気がします。
最近では家庭が複雑になっているので、
親子のコミュニケーションが取れなくなってきてます。
中学生になると「親はうるさいもの」としてしか映らず、自分の事を話しても
どうせ解らないだろう、と子どもは思ってしまいます。
本当はそこでお互いわかり合えない者同士と思わずに、コミュニケーションを
取れる雰囲気を作っておくと、事件・事故は防げる可能性はあると思います。
そう思うと、18歳以下の子どもたちへのSNSへのアクセス権の制限は、
1人でも犠牲者が出ない為に考え直すべきかなと思い始めました。
じゃ、また明日!


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jibunoikiru@gmail.com

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