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人は「何かを捨てなければ、大事なものは何1つ得ることが出来ない」という事。
一杯になった自分の宝物入れに、まだ入れるものがあったとしたら、
何かを捨てないと、入れたいものを入れることが出来ません。
入れたいものを入れるという事は、
「何かを捨てなければ、大事なものは得ることが出来ない」という事で、
「自分にとって、捨てがたいものを捨てる気があるからこそ、
自分にとって本当に大事なものを得ることが出来る」という事だと思います。
ある方が、
「何かをしている時は何かをしていない時で、何かを辞めるという事は
やれることが増えるということ」と、つぶやかれていましたが、
それと同じだと思います。
人は時々修行の旅に出たくなるようですが、これも過去の生活をすべて捨てるから
新しい生活、新しい文化を取り入れることが出来るのだと思います。
諺に「痛みなくして、得るものなし」というのがありますが、
「自分にとって痛みと感じる行為によって、本当に得たいものが得られる」
というのは、良く言われる事です。
人生の分岐点にある時、大切なものを手放すことこそ、
より大きなものを手に入れる手段でもあるのかも知れません。
私は捨てるほどの大切なものはあまりなかったと思いますが、
気が付けばここ2~3年で、やはり捨てて行っているようでした。
その分、大切なものが絞られつつあるようで、自分のやりたかったことは
これなのだと、思うようになってきました。
萩本欽一さんは「人生と言うのは自分が何になりたいかじゃない。
誰に必要とされているかなんだ」と言われています。
自分がやりたい事をやって、それが人々にも必要とされるなら、
それは最高の人生だと思います。
自分の脳は自分に合った大きさしかないと思います。
よって、新しいものを取り入れようと思えば、大切だと思っていた
事柄でさえも、捨てて生きるのだと思います。
「得るは、捨つるにあり」
じゃ、また明日!